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ライブドアブログ(無料版)をMovableTypeに移行する

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旧データを移行するにあたり、ブログツールで作成していなかったページに関しては、1ページずつ入力しなおしましたが、2~3年使っていたライブドアブログのデータもひとつひとつ入力しなすというのはかなりめんどうだなぁということでGoogle様に相談してみました。


「ライブドアブログ 移行 MovableType」で検索したところサクッとヒットしたのが

ライブドア無料版からの移行3(画像も可):Movable Type入門というページです。
さらに、上記のサイトが参考にしたという

ライブドアブログ無料版でもMT形式でバックアップする方法
続・無料版でもバックアップ - 画像リンクの問題

を参考にしながら実際の移行作業をいたしました。手順としては以下のとおりです。

■ステップ1:必要はフリーソフトのダウンロード
■ステップ2:ライブドアブログの個別テンプレートの変更&再構築
       (個別記事をMT(MovableType)形式に変換する。)
■ステップ3:ブログデータのダウロード
■ステップ4:ダウンロードした記事テキストの結合
■ステップ5:日付のフォーマットをMT形式に変換
■ステップ6:画像データの収集とアップロード
■ステップ7:画像へのリンク変更
■ステップ8:MovaleTypeへインポート


では、詳細を・・・。


■ステップ1:必要なフリーソフトのダウンロード

・Webページダウンロードソフト(Web自動巡回ソフト)
 いろいろ紹介されてましたが、『巡集』をダウンロード。
・テキストファイル結合ソフト
 TextFileBinderをダウンロード。
・正規表現を使って置換できるテキストエディタやソフト
 『サクラエディタ』を使っていたので、ダウンロードせず。

上記のような3種のソフトをインストール。


■ステップ2:ライブドアブログの個別テンプレートの変更&再構築
       (個別記事をMT(MovableType)形式に変換する。)

ブログ管理メニューの「デザインの設定」→「カスタマイズ」→「個別記事ページ」というようにアクセスし、
枠の中を全て選択し次のソースをコピー&ペーストします。

TITLE: <$ArticleTitle ESCAPE$>
AUTHOR: <$ArticleAuthor$>
STATUS: Publish
ALLOW COMMENTS: 1
ALLOW PINGS: 1
CONVERT BREAKS: 0
CATEGORY: <$ArticleCategory1$>CATEGORY: <$ArticleCategory2$>
DATE: <$ArticleDate$> <$ArticleTime$>:00
-----
BODY:
<$ArticleBody$>
-----
EXTENDED BODY:
<$ArticleBodyMore$>
-----
EXCERPT:

-----COMMENT:
AUTHOR: <$CommentAuthor ESCAPE$>
EMAIL: <$CommentEmail ESCAPE$>
URL: <$CommentUrl$>
DATE: <$CommentDateTime$>:00
<$CommentBody$>
-----PING:
TITLE: <$PingTitle ESCAPE$>
URL: <$PingBlogUrl$>
IP: 127.0.0.1
BLOG NAME: <$PingBlogName ESCAPE$>
DATE: <$PingDateTime$>:00
<$PingExcerpt ESCAPE$>
-----
--------

注)一番最後の--------のあとは必ず改行を入れて下さい

下にある「保存」ボタンを押します。
保存されたら管理画面左メニューにある「ブログに設定を反映(再構築)」を選択。
プルダウンから「全てのページ」を選択して再構築します。


■ステップ3:ブログデータのダウロード

巡集を実行します。
ファイルメニューから「詳細設定」→「取得設定」を選び、「取得設定」ウィンドウを開きます。
ツリー項目の一番下の「保存」を開いて「HTMLのリンク先の書き換え」から「リンク先を書き換えない」にチェックを入れて、OKボタンを押します。
ファイルメニューから「詳細設定」→「URLフィルタ」を選び、「URLフィルタ」ウィンドウを開きます。
ウィンドウ内にあるすべてのチェックボックスにチェックを入れます。
上の入力欄に「http://blog.livedoor.jp/UserID/*」と入力、改行した後「http://image.blog.livedoor.jp/UserID/*」(入力しないと画像がダウンロードされない?)と入力し、「適用」ボタンを押します。
タブメニューの「URL」の「ダウンロードするURL」にご自身のブログアドレス(http://blog.livedoor.jp/UserID/)を入力します。
ファイルメニューの「ダウンロード」→「開始」、もしくは赤い再生マーク(P無)を押してダウンロードを開始します。

記事の量により、相当時間がかかったりするようなので、終わるまで気長に待ちます。
ダウンロードが終了したら、巡集を終了します。
ダウンロードしたファイルのフォルダは、デフォルトの状態だと巡集のアプリと同じフォルダに作成されます。


■ステップ4:ダウンロードした記事テキストの結合

テキストファイル結合ソフトTextFileBinderを起動します。

ステップ3でダウンロードした「blog.livedoor.jp」というフォルダ内の「archives」というフォルダを開きます。

次にその「archives」フォルダでファイルを名前順に整列させます。
数字だけ(-もなし)で構成されたファイルが記事ページのファイルなので、全て選択しTextFileBinderのウィンドウの右下の枠にドラッグ&ドロップします。
2007-xx.html というのも必要ありません

「新規結合」にチェックをし、好きなファイル名を入力します。(そのままでもOK)
最後に「結合実行」ボタンをクリックして処理が終るまで待ちます。


■ステップ5:日付のフォーマットをMT形式に変換

サクラエディタで先ほど結合したログファイルを開きます。
エディタのファイルメニューから「検索」→「置換」を選択し置換ウィンドウを開きます。

上の「置換前(検索語)」には

^DATE: ([0-9]{2,4})年([0-9]{1,2})月([0-9]{1,2})日

と入力。下の「置換後(置換する語)」には

DATE: $2/$3/$1

と入力。
「正規表現」にチェックを入れ、「全置換」ボタンを押します。
置換が終了しましたらファイルメニューから「保存」して下さい。

■ステップ6:画像データの収集とアップロード

「image.blog.livedoor.jp」フォルダ以下のフォルダにバラバラになって保存されています。
それらを管理しやすくする為、一つのフォルダに移動させまとめます。(まとめなくてもよい)
とりあえず、新規フォルダをひとつ作成しその中に画像をまとめました。(「imgs」という名前で作成)

また、2005年2月11日以前は、画像の核の場所が異なるり「blog.livedoor.jp」フォルダ以下にも画像などのファイルが保存されてるので、それらも先ほどと同じフォルダ(「imgs」)へ移動させます。

サーバーの任意のディレクトリに画像データをアップロードします。


■ステップ7:画像へのリンク変更

ログファイルのlivedoor BlogのURLをステップ6でアップロードしたURLに変更します。

エディタのファイルメニューから「検索」→「置換」を選び、置換ウィンドウが表示されましたら
上の「置換前(検索語)」には「<img(.*?)src="http://image.blog.livedoor.jp/UserID/(.*?)/(.*?)/(.*?)/」と入力。
下の「置換後(置換する語)」には「<img$1src="http://blogname.blogservice.com/dir/」(http://以降は先ほどコピーしておいたURL)を入力。
「正規表現」にチェックを入れ、「全置換」ボタンを押します。
※全置換より一つ一つ丁寧に置換した方がミスは少なくなります。

つづいて同じように置換ウィンドウを表示させます。
上の「置換前(検索語)」には「<a(.*?)href="http://image.blog.livedoor.jp/UserID/(.*?)/(.*?)/(.*?)/」と入力。
下の「置換後(置換する語)」には「<a$1href="http://blogname.blogservice.com/dir/」(http://以降は先ほどコピーしておいたURL)をと入力。
「正規表現」にチェックを入れ、「全置換」ボタンを押します。
※全置換より一つ一つ丁寧に置換した方が確実です。

2005年2月11日以前から使用している場合は、画像を格納しているURLが違いますので、そちらも修正します。

置換ウィンドウを表示させます。
上の「置換前(検索語)」には「<img(.*?)src="http://blog.livedoor.jp/UserID/」と入力。
下の「置換後(置換する語)」には「<img$1src="http://blogname.blogservice.com/dir/」(http://以降は先ほどコピーしておいたURL)をと入力。
「正規表現」にチェックを入れ、「置換」ボタンを押しひとつひとつ丁寧に置換してください。

置換ウィンドウを表示させます。
上の「置換前(検索語)」には「<a(.*?)href="http://blog.livedoor.jp/UserID/」と入力。
下の「置換後(置換する語)」には「<a$1href="http://blogname.blogservice.com/dir/」(http://以降は先ほどコピーしておいたURL)をと入力。
「正規表現」にチェックを入れ、「置換」ボタンを押しひとつひとつ候補を選び特に慎重に丁寧に置換してください。

数も好くなかったので、こちらはひとつひとつ置き換えました。


■ステップ8:MovaleTypeへインポート

ステップ7で作成したログファイルを MTのフォルダ/import/ にアップロードして、インポートして再構築すれば完了です。

が、私の場合そのままインポートしたら記事タイトルなどに文字化けが発生しました。
「文字の自動判別がうまくいかないことがある」なんていう話を聞いたことがあったので、RTFコンバータなるものをダウンロードして、文字コードをUTF8に変換してからインポートしたらうまくいきました。


ということで、ライブドアブログの記事データもすべて新URLに移行することができました。
めでたしめでたし。です。

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