12時30分ごろ実家を出た私は、高速に乗り、一路神奈川を目指しました。
出た直後から雪は降っていたのですが、横浜に近づくにつれ、みるみる雪が激しくなっていきました。

やばいなぁ・・・。

と思いつつも高速はなんとかいつもどおりの道を行くことができ、一般道に降りたのでした。通常なら自宅まで30分の道のりなのですが、ここからが本当の雪との戦いになるとは知る由もありませんでした。

家に帰ってから知ったのですが、横浜地方は早くから雪がかなり降っていたようで、車は走っているものの道路には雪が積もっていました。

だんだん信号で止まって発進するときなど、軽くズズっと嫌な音をさせるようになってきたな、と思ったらどんどん渋滞になっていきました。

こりゃ車を止めるとやばそうだなぁ・・・なんて思って車間を思い切りあけ信号なんかもなるべく止まらずちょっとずつ進みながら信号が青になるのを待つようにしてました。

と思っていたら案の定のぼり坂付近でいったん止まった車は、いくら発車しようともスピンしちゃってもう動けないのです。その動けない車の後ろの人とかが押してあげてなんとか脱出したと思ったら、今度はその後ろの車ものぼり坂に止まっているもんだから、やっぱり動けなくなっているのです。

そんな状況をくだり坂の終わりのほうで観察しつつ、のぼり坂に車がいなくなり信号も青になったのを見計らってからゆっくりゆっくりと車を走らせ、そののぼり坂をクリアしたときは、こころのそこから「生きてるってすばらしい」と思ったものでした。

そういったわけで、通常30分の道のりを2時間かけて帰ったのですが、あれですね。

「雪の日は運転しない。」

これに限ります。
本当に一時は車を捨てて歩いて家まで帰らなくてはいけないと思いましたから・・・・。