いやぁ、リコールかぁ・・・なんて思っているとホンダから「このたびはすいませんでした、早めに交換してください。その際はまずご連絡をいただいてから・・・」なんて感じの連絡がありましたので、早速連絡を入れました。
　
「あのぉ・・・、なんかリコールのやつが来てたんですけど・・・」
　
あまり何も考えずに電話をかけたので、ちょっとシドロモドロになってしまったのですが、そこはそれ、リコールですから、向こうが恐縮しちゃって話をバンバン進めてくれるかなぁなんて思っていたのです。
　
が、なんか意外とそっけなく、こっちとしては、
「いやぁ、このたびは本当に申し訳ありません。まことに申し訳ないのですがお客様のご都合のよい日にいらっしゃってください。本当にすいません。」
ぐらい言われるかなって思っていたのですが、なんかけっこう普通で
　
「ああ、リコールですね。いつでもいいので持ってきてください。」
　
ぐらいな言い方でして、嫌な言い方ではなかったのですが、もっとあやまられるのかと思っていたので、なんか拍子抜けしてしまいました。
（最初に連絡をもらったホンダっていうのは私が買ったお店ではなく、そういう専門の部門だったのでしょうね。）
　
というわけで持っていったのです。
　
せっかくの休日に、わざわざこっちから出向いて。
　
で、販売店に着き、じゃあお願いしますって感じで営業の人に車を渡します。
「中でお持ちください。」
といわれるがままに中に入り椅子に腰掛けて待っていると営業の人が小走りで私のところに駆け寄ってきてこう言いました。
　
　
　
「後ろのタイヤ、パンクしてますね。」
　
　
　
「えっ？？？？？」
　
　
なによ、パンクって？
　
あわてていっしょに車を見に行くと確かに右後輪がパンクしてるのです。
明らかに空気が抜けているのですよ。
　
どうも釘を踏んだらしいのです。（タイヤに釘が刺さっていたららしい）
釘が刺さったままだとだんだん空気が抜けていくので気が付きにくいというのですが、本当に気がつきませんでした。乗るときはちょっとあわてていたのでよく確認しませんでしたが、前回乗って降りるときは確認したと思うのですが、そのときはまったく気がつきませんでした。
とにかくいままでパンクなんか経験したことないですから本当にわからなかったわけですよ。少なくとも自宅からホンダまではパンクしたまま走っていたというのに・・・。
　
営業の人も、車を動かして、車を停めて隣の車との距離を確認しようとして初めてパンクに気づいたらしく「エンジンとか重い部品やら制動系は前にあるので、後輪だと気が付きにくいんですよねぇ・・・」などと言っておりました。
　
それにしたって気づけよ自分！って感じです。
　
　
しかしながら、後輪がひとつパンクしたぐらいなら結構走れるもんなんですね。
ちょっと感心してしまいました。だって妙にごつごつした感じとも特になかったし・・・。
　
いや、で何が言いたかったかと言うと、もし気が付かずに高速乗ってたりしたら・・・と思うと非常に怖いわけですよ。４０～５０キロで走ってる分にはなんとかなっても１００キロとか出したらバーストしちゃうらしいですから、本当に命に関わる話になるところだったわけですね。
すなわち、私はリコールに命を救われた！ということになるわけです。
　
いやぁ、本当に何がどう転ぶかわからないものですねぇ。
　
　

とはいえ、年末に余計な出費（1万円）をしてしまったトモゾウでした。