詳細は、そちらを見ていただくとして、たまたま『人物ライフ・スタメン』なる、フジテレビ10時からの番組を見たところ、その真田社長がゲストコメンテーターとして出演していたのです。

新聞を改めて見ると、「ITベンチャー社長が生出演で激論！」とか書いてありました。

そして番組中でもやはり真田社長のブログの話に触れられていまして、そのブログがあったからこそ急遽今日の出演になったんでしょう。強制調査後実際に堀江社長に会った人っていうのは貴重ですからねぇ。
しかしながら、番組内での情報は真田氏のブログ内の内容に終始していたので正直がっかり。また出演者の真田氏に対する質問はとんちんかんなもので、まずブログを読んでおいて真田さんの考えを理解した上で話せば、もっと実のある話になっただろうと思うとかなり残念です。

さらにこの番組では、阿川佐和子と爆笑問題がメイン司会者なんですけど、とにかく阿川さんのリズムが悪いのです。なんか会話の流れをぶつ切れしたり、ズレた質問したりとどうにも見ていて不快感を覚えます。

爆笑問題太田もなんか人と違うことを言おう言おうとしているのか、気持ちはわかるんですが、話しているうちに支離滅裂な感じになっていってこれまた残念でした。
手の平を返すマスコミや、文句を言う個人投資家に対して言いたいことがあるんでしょうけど、全然伝えられていませんでした。

なにより残念だったのが、ITベンチャー社長真田氏の、「IT企業ということで、全部同じように楽して金を稼いでいると思われているようだ・・・」とのコメントに対して、「そうですよ。そう思ってます。」と何の臆面もなく言い放つメイン司会者の阿川佐和子さんというのは本当にどうなんでしょう？

視聴者の意見を代弁する・・・というのもあるのでしょうが、IT企業のイメージを形成してきたのはマスコミであり、IT企業はみんな企業買収で大きくなってますとあおっているのはマスコミなわけで、そのマスコミ側の人間がそんなことを言うなんて・・・。

まあ、本当にテレビって・・・。と思うわけです。