ラビリンス
ラビリンス 水曜日 夜10:00~10:54 日本テレビ
99年4月スタートの新ドラマ、まずはこれから。
「ラビリンス」です。
今回の新ドラマの中では一番かっこいいドラマだと思います。
◆ あらすじ ◆
天才外科医・野崎悠一郎(渡部篤郎)。
姉の奈津子も優秀な看護婦だったが、自らの医療ミスを苦に結婚を直前に控えながらも自殺を図った。
なんとか死は免れたものの植物状態に陥ってしまう。
大学病院のエリートコースを進んでいた野崎も、姉のミスのため地方の病院に飛ばされてしまう。
しばらく後、姉は突然目を覚ました。
しかし、謎の言葉「パ・ピ・ヨ・ン」を残し死亡してしまう。
そして野崎は葬式に来ていた大学病院の同僚だった達也(保坂尚輝)から、姉から結婚相手だと聞かされていた園部(内藤剛志)が学長の娘・さつき(桜井幸子)と結婚することになったと聞かされる。
そして野崎は、大学病院の窮地を大学に戻してもらうことを条件に救い、とうとう大学に戻ることが出来た。
姉が医療ミスなどするはずないと信じている野崎は、姉の自殺に疑問を持ち、また姉との交際を否定する園部に対して敵意を剥き出しにする。
園部もまた、野崎をなんとか大学から追放しようと様々な罠を仕掛ける。
園部の罠で身に憶えのない手術ミスを指摘され査問委員会にかけられるも、買収工作により無実を勝ち取ったあとの台詞。
「この病院は腐ってる。」と言ったあとに続けてコレです。
すげーかっこいい。
なんつーか、「ケイゾク」のときもそうだったけど
渡部篤郎ってイっちゃってる演技にものすごく凄みがあります。
で、その敵役の園部の奥さんの桜井幸子さん。
(似てないのはわかってるって。)
暗いです。いつも伏し目がちです。スコーンっと笑いません。
昔、野崎に家庭教師をしてもらっており、どうやら恋心を
持ってるようなんだけど、なぜか園部と結婚しちゃってます。
この辺の謎もおいおい判明していくのでしょう。
そしてこの話、サスペンスってことで序盤ってこともあり
謎だらけです。意味なく怖い人だらけです。
いっつも笑ってるんだけど、その笑顔が妙に怖い。
野崎の親友の心療内科医。保坂(似てない)尚輝。
治療中のさつきの妹・美羽に野崎の写真も見せたところ
激しく動揺をする美羽を見てめちゃめちゃ怖い顔になった。
何故。
園部の愛人(?)の看護婦(斎藤陽子)。
この人と園部の関係も謎です。
手首に蝶の形のやけど(?)のあとがあったり最近の記憶があいまいだったり、と一番謎の多い女の子です。
とにかく渡部篤郎がかっこいいドラマです。
前作の「ケイゾク」の真山とキャラがかぶる部分もありますが、やっぱりイイです。
内藤剛志は笑顔の裏の腹黒さがにじみ出てたりして、怖いです。
でも、腕はよさそうだけど、手術プランの欠陥を野崎に指摘されたりいまのところけっこう間抜け。
なのに何故か学長の娘と結婚し、まさにエリートまっしぐら。
桜井幸子はどうにも暗いです。心療内科に通う妹がいたり望まない結婚してしまったようだったりで、不幸っぽいです。
他の出演者もなーんか裏で何考えいるかわからない連中ばかりです。
そんな中、唯一明るいのが高橋由美子で、けなげに野崎にくっついてまわる看護婦役を演じています。
で、ここまで(1~3話)を見た感想は、渡部篤郎のかっこよさを前面に出したドラマだなぁ、といった感じです。
ちょっと何考えているかわからない所もありますがとにかく姉の死の真相を確かめ、死に追いやった人物に復讐をと考えているのはわかるので感情移入しやすいです。
それに比べ、桜井幸子はなんで内藤と結婚してるのよ。って感じで気持ちがはっきりしないので、感情移入がしにくいです。
でもまあ、とにかく渡部篤郎さんを見てみてよ。
すごいかっこいいから。
って感じですね。おすすめです。
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