氷の世界(その2)
氷の世界 その2 月曜日 夜9:00~9:54 フジTV
はいっ、さっそくですが、第5幕あたりまで(っていうか5幕を中心に)「勝手にドラマ」いってみます。
女子高教師塔子は5年間に3人の婚約者を事故で亡くしている。
それも全て、塔子を受取人とした保険を契約し、解約した直後の事故だった。
確かに塔子は保険金を受け取ってはいない。
しかし英器はそれが新手の保険金殺人ではないかと考える。
保険金以外の何かを手にいれたのではないかと考えたのだ。
調べをすすめるうちに、ついに塔子が高校生のころ両親の保険金を受け取っていた事実をつきとめる。
そして、ついに・・・
ってことで、前週に両親殺しを告白しました。
けど、これって本当かなぁ?
『眠れる森』のときもそうだったけど、回想シーンってすごいあてになんないですよね。
あくまでも想像上の回想シーンってことになってるから・・・
それにしたって、この台詞聞いて竹野内くんびっくりしすぎ。
本当、聞きたかったんでしょ?
よかったじゃん。
といっても
「いぇ~い、やっぱり保険金殺人だ~。あったり~。」
ってことはないけど、リアクション違うと思う。
あ、そうそう。なんで急に「氷の世界」を書こうと思ったかというと
竹野内くんが(というより英器)が無性に腹が立つから。
とにかく"つっこみたい"って感じ。
あーっ、もう。この辺から文章長くなりそうな予感がしてきた。
だって、確かに怪しいよ。江木塔子。っていうか怪し過ぎ。
だ~け~ど。結局保険金は受け取ってないわけじゃん。
ていうことは、普通に考えるとめちゃめちゃ可哀想な女ってことに
なるわけじゃあないですか?
それをなんであんな犯罪者扱いなんだろう。
なんかおかしい。ってだけで、めちゃめちゃ強引な調査してるじゃないですか?
事情聴取じゃん。あれじゃ。
まあ、1幕でちっちゃい女の子が保険金めあてでお母さんに油かけられた
ってエピソードで保険金詐欺的なことは絶対許さないーみたいなことを
描いてたけど、それだけじゃあねぇ。
対象が美人だったから、つきまとっちゃえって感じだもの。
ただ江木塔子の心の中にズカズカと土足で入って来る嫌な奴にしか見えない。
な~んの確証もないのに、単に思い出したくない(だろう)過去を
掘り起こしてるだけなんだもの。
だいたい調査して、最初に死んだカメラマンは戦場で撃たれて死んで
そのショックで鬱病になり、その治療で知り合った医者が次に死んで
ってことわかったんだから、どう考えたって保険金殺人(のようなもの)で
あるわけないって考えるのが普通じゃないですか。
それをあの男は。(注:竹野内くんではなく廣川英器がです)
だいたい、あの訳知り顔が腹が立つ。
おかしな言動に腹が立つ。
例)ICE STORM にて
英器:「君は金ではない何かを手に入れたんじゃないか?
俺はそう考えている。」
塔子:「保険金殺人をたくらむ人間にとって、金より価値のあるものって何?」
で
だよ。
「さあ?」?さあ、だと~!
どうゆうことよ?あんたが言い出したんでしょ。
もうちょっと責任持って考えなさいよ。
そう言いたいね。あたしゃ。
例2)学校にて 長いですよ。
英器の長~い台詞
「確かめてみようと思います。先生が保険金がらみの犯罪者かどうか?」
(生命保険の契約書を渡す)
「何度も見たことあるでしょ。こういう書類。
塔子。・・・すいません、呼び捨てにして。
俺の生命保険の受取人になってくれないか?
お前を愛しているから、自分の命を捧げる。
まず、指輪を作ろう。それをはめて俺と写真を撮る。
婚約したばかりで幸せの絶頂のときだから、笑顔で写ってくれなきゃ困る。
次に結婚式の招待状の印刷だ。
日付けも場所も適当で構わない。そこまで詳しくは調べない。
指輪と二人並んだラブラブな写真と招待状。
それぐらいあれば、会社を説得させられる。
契約してしばらくしたら、俺は保険を解約する。
さて、その後俺はどうなるんだろう?
ちゃあんと見せてくれよな。君の正体を。」
(契約書をやぶる塔子)
(塔子の顔をのぞきこむ英器)
英器:「何泣いてる?」(あ、急にやさしい口調だよ)
塔子:「泣いてなんかない。」
英器:「涙だろ。それ?」(また、偉そうな口調に・・・)
(涙を浮かべながら睨み付ける塔子を見つめ)
英器:「そうか。そうだったのか。」(えっ、わかったの?)
「保険を解約させることに意味があったんだ。」(あ、結構イイ線かも?)
「男達にそれを求めて何を得たんだ、君は?」(うわっ、やっぱりわかってない。)
塔子:「何もないわ。」(そりゃ、そうだ。)
だだっ子じゃないんだから・・・
英器:「嘘だ。」(なんで?)
塔子:「失っただけでしょ。」(うん、やっぱりその通り。)
英器:「嘘だ。」(だから、なんでよ?)
「何を手に入れたんだ。男達の命は何に変わったんだ?」
(椅子から立ち上がり、千枚通しを取る塔子)
塔子:「それ以上ちかよったら・・・」(なんで急にまた)
英器:「殺せよ。やってみろ。」(いや、それは君も変だって)
(塔子にナイフを喉元に突き付けられたまま)
英器:「この世には、金よりも地位や名誉よりも遥かに価値のあるものがある。
君はそれを見つけたんだろ?
それさえあれば、薄い氷の上を立っているような、油断ならない世界であっても
人間は生きていける。
俺も見てみたいな。教えてくれ。」
本当にごもっともでございます。
英器:「どこを探せばいいんだ?」(なんて情けない顔するんだい?)
塔子:「さあ?」(うん、この「さあ?」は合ってる)
英器:「君の心の中だろ?」(ま~た、急にわかっちゃたよ。この人)
「君の心に入り込めば見つかるんだな。」
「・・・・・・おじゃましました。」(独り納得して帰っちゃったよ)
変でしょ?変だよね?変って言って。
だってこの人、万事この調子だもの。
だいたい、人に物を頼む時の態度がなってない。親の躾がなってない。
(注:あくまでも登場人物、廣川英器に対してです。)
ふう、何かひとしきり文句言ったらスッキリしました。
でもやっぱり、偉そうにしてないで、好きなら好きって言えばいいのに
って思います。(みなさんはどうなのだろうか。)
そうそう、この第5幕で突っ込まなくてはならない場面が
ストーカー2号こと烏城刑事
もう、笑わせようとしてるとしか思えない。
そういえば、この人英器を警察に引っ張ってきて無理矢理に話を聞き出していたけど、この人情報知らなすぎ、今まで何調べてたんだか。
それにしても、ここ数日気がつくと
「ン~ンンン~ン~♪」
って鼻歌しちゃってます。やばし。
一番気になったのは、第2幕あたりで
「おにいちゃんがしっかり塔子さんを捕まえていれば、久松さんは死ななかったかもしれないのに。」
みたいなこと言ってました。
また、第5幕でお兄ちゃんから
「久松が塔子とつきあう前、別の女とスペインで会ってた。」
という話を聞いて、ちょっと動揺(?)してました。
少なくとも何か知ってるはず。
なんて、まともな感想も入れつつ、今回は廣川英器って男はどうなのよ?
ってことと、江木塔子って今の情報だけだと、非常に可哀想な女だよね。
ってことを言いたかっただけの「勝手にドラマ」でした。
それでは、次回は推理に挑戦か?
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