池袋ウエストゲートパーク(その1)
久々更新となります今回は
超バイオレンス・ストリート・ラブコメ・サスペンスドラマ(?)の
『池袋ウエストゲートパーク(IWGP)』です。
物語的には、池袋の若者達の生活を描きつつ、その中に殺人事件などを盛り込んで、サスペンス仕立てになってるんですが、とにかくこのドラマで描かれる池袋は、無法地帯の街なのです。
主人公であるマコト(長瀬智也)も賭けボーリング、喧嘩コインロッカー荒らし等々、とにかく悪いやつです。
眉間にシワがよりがちな長瀬くん。
上でも書きましたが、世間的には悪い奴です。
ただドラマの中では、口は悪いけど実は母親思い。
「めんどくせ~」と言いながら、仲間の頼みは断れない。
そんなイイやつとして描かれてます。
それはそれとして、おかしいのがマコトくんのキャラクター。
母親には「またかよぉ」と言いつつも、ファイミレスでも
つい注文してしまうほどの焼そば好きだったり
実は、川崎マヨの大ファンだったり、けっこう女の子のあつかいが
下手だったりといいキャラなのです。
キャラクター的にさらにおかしいのが
マコトの高校時代の友人で、実家は池袋でサウナ経営してて、そしてなにより池袋中の若者グループの頂点に立つ男。
キング・たかし(窪塚洋介)です。
「殿様のキングじゃないよ、キング牧師のキングだよ。」
っていうイカした台詞を吐く男なのです。
Gボーイズっていうグループのヘッドってことらしいです。
それにしても、窪塚くんのキングっぷりがイカしてます。
イカしてるというより、イカれてるなのかもしれませんが
とてもよいです。
もうひとり気になるのが加藤あい演じるヒカル。
いままで清純派路線だった加藤あいが、今回はいわゆるギャルを
やってます。
金持ちらしいのですが、まだまだいろいろ裏がありそうな女の子を
がんばって演じています。
◆
若者中心のこのドラマの中で、大人もけっこうがんばってます。
マコトの母ちゃん、リツコの森下愛子。
アレ?似てないぞ。
とてもかわいい、無邪気な母親です。
そのリツコのことが好きな刑事のきたろうなんかもとてもいいです。
そしてなにより、真面目なんだか不真面目なんだかよくわからない
なんとも言えないいい味をだしてるのが
池袋署(じゃないか?)の署長の横山の渡辺謙。
賭けボーリングでマコトに負けてBMWを取られちゃったりします。
もっともめちゃくちゃ下手なんですけどね。
◆ 感想 ◆
というわけで、久しぶりに更新したので、なんだか普通のドラマ紹介になってしまったようですが、ご了承下さい。
さて、この『池袋ウエストゲートパーク』ですがなかなか面白いです。
確かに苦情電話とかは多いでしょう。
私も暴力シーンは多すぎるなぁって印象はあるし、池袋ってこんな悪い街なのかよ。とか、今の若者はみんなあんななの?とか、品行方正なトモゾウとしては、あの粗暴な感じはなじめません。
とはいえ、それを補ってあまりある面白さがあると思います。
キャラクターのユニークさだったり、会話のテンポのよさとか個人的には、佐藤隆太(柳沢慎吾似?)の1話での台詞は大好きです。
ファミレスでの
「ねぇ、ねぇ、たくさん頼んで、ちょっとづつ食わねぇ。」
って台詞をしつこく繰り返すとことか
川崎マヨのドラマのロケを見て
「後ろ髪長くねぇ?」「後ろ髪長いって。」「後ろ髪なげ~~~。」
って台詞とかね。
その他、とにかく焼そば食べたがる(食べてる)長瀬君がおかしいです。
とりあえず、ちょっと怖い若者達が出てるドラマだけど、おもしろいから見てみてよ。ってドラマです。
または、窪塚くんだけでも見てみてよ。ってドラマかもしれません。
いや本当に、面白いから見てみようぜ。
最後に窪塚君がらみで一瞬だったけど気になったシーン。
3話目で、ヒカルとドーベルマン山井が会っているところに
マイブームっていいながらトランペット(?)を持って登場したけど
やっぱ、ラッパがマイブームなんだよなぁ。
とりあえず、今回はこんな感じで。
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