合い言葉は勇気(その1)
さて今回は、今クールいち押しドラマの『合い言葉は勇気』でいってみようと思います。
初回を見た時点ではどうなることかと思ったこのドラマですが、みるみる面白くなってきました。
で、まず描かなきゃいけないのが、3話目あたりから炸裂し出した香取慎吾のリアクション芸。
偽弁護士の暁仁太郎が調子のいいことを言うたびに・・・
あ、はじめて描いた・・・。香取くんです。
慎吾君がこんな風にスマスマのコントさながらのナイスリアクションを見せてくれます。あの演出はどうかと思いますが、東京土産に東京タワーのキーホルダーを信乃に渡したときの
「よし、オッケー。」みたいな顔は好きです。(うまく描けなかった。)
それにしてもこのドラマキャラクターがみんな濃いです。
どーでもいいキャラクタもみんな濃いです。立ち入り検査(?)に来た役所の人とか。
そんな中、役柄ではなく本人 のキャラクタが濃いのが
似てそうなんだけど、
微妙に似てない田中邦衛。
もっとこうデフォルメしたほうがよかったかな・・。
村長の田中邦衛さんです。
この人と偽弁護士の暁仁太郎こと役所広司さんとのからみは 、なんともいえない味があって最高です。
が、この非常にいいキャラの村長さん、4話でお亡くなりになってしまいました。
こんな前半で田中邦衛が死んじゃうなんて誰が予想したでしょう。
彼のスケジュールが合わなくなったためこういう展開になったんじゃないかと勘ぐってしまいます。(それとも友情出演なのか?)
◆
さて、いざ描こうと思って描いてみたんですけど、いまひとつ特徴がつかめず結局こんな風になっちゃった
何度も書きますが、偽弁護士の暁仁太郎の役所広司さん。とにかくうまいっすね。
最近の邦画の主役はなんでこの人ばっかりなのかなって思ってましたけど、 こういうテレビドラマに出てみると、その存在感は圧倒的です。
この人が登場したとたんにドラマが面白くなってきました。
『合い言葉は勇気』。
今クール見ている数少ないドラマの中では、一番楽しみなドラマです。
ドラマとして作り込みがしっかりされているというか、いかにも三谷作品って感じで脇役達にも細かいキャラ設定がされいて、ストーリーがわからなくてもその人たちを見てるだけで 面白く感じ られます。
それからこのドラマのイカすところは、エンディングですね。
毎回一番盛り上がったところでテーマ曲が流れ、エンドロールが流れます。
なにせ2話のエンディングの村の人たちが暁仁太郎を大熱狂で迎えるシーンなんかはうっかり泣いちゃいましたから・・・。(泣きのツボが変わってきたか?)
とにかく、普通はいやらしいひっぱり方をするじゃないですか?
「お、お前は!?」なんて言ったあとで、それが誰かは言わないまま来週へみたいな。そういうのがないんですよね。
1話1話でうまく 終わらせていて、かつ最後は来週も見なきゃって気にさせるところが、すごく うまいなぁっていつも思ってます。
それにしても慎吾君はがんばってます。
がんばってますけど、やっぱりこんなキャラクターの濃い人たちの中で演技をするっていうのはかなり大変なんじゃないかなぁって思います。
一番最初で書いたコント的リアクションもそんな中で彼なりにがんばってるのかな?
とか思ったりもします。
あとキャラクタ的にもごく普通の若者って感じなんですけど、意外と正義感が薄くもうちょっと熱血な部分があってもいいんじゃないでしょうかねえ?
なんか暁仁太郎の方がよっぽど村のことを心配してるように見えるのは見てる側としてはちょっと寂しい感じがします。
慎吾君にはもうちょっといい子でいて欲しいです。
といった感じでとにかく今のところ大変楽しませてもらってます。
しかし、前クールの『Quiz』の例もあるし、"最後にがっかり" ってことがないことを祈りたいです。
あ、そういえばこのドラマのもうひとつの見所として、役所広司(一番絞り) VS 鈴木京香(モルツ)
のビール対決。
さすがにふたりでビールを飲むシーンなんかはないのかなぁって思ってたんですがありました。
二人のシーンでビールが出てくるってシーンがあったのですが、そのときはなんとラベルに"8"かなんかが印刷されているオリジナルビールでした。
なるほど、そう来たか・・・。とうならされました。
ま、関係ない話しですけどね。
で、最後にドラマの予想。
これは、ポーズを描きたかったんですよ。念のため。
最終回になぞの拳法を使う正義の弁護士、唐沢寿明が再登場する!!
ありそう~~~~。
ということで、お終い。
で、誰の友情出演だったの?
コメントする