TRICK
『トリック』です。
今クールの中では、かなりインパクトのあるドラマです。
おおまかなあらすじは・・・
売れないマジシャン山田奈緒子(仲間由紀恵)は雑誌に掲載されていた
『私の目の前で超能力者であると証明できたら賞金を支払います。』
という若手物理学者上田(阿部寛)の霊能力者への挑戦状の記事と出会う。
手品を見せて賞金を・・・、と考えた奈緒子は上田の研究室を訪ねる。
そんなこんながありながら、いつのまにか霊能力のいんちきを見破っていくという不思議なコンビが誕生した。
そんなことで、売れないマジシャン山田奈緒子こと仲間由紀恵です。
とてもいい味を出してます。
いつも眉間にしわをよせがちで、いつも目を細めています。
とにかく意外なほど、この仲間ちゃんはがんばっています。
しかし、さらに強力なのが周りの出演者達
こんなだったっけ?の天才(?)物理学者・上田次郎の阿部寛。
今やイイ男だけで、ちょっと変なキャラっていうのが定着しつつありますね。
そして、さらに
今度も刑事役だけど、『QUIZ』『ケイゾク』とはまたまた全然違う・・・
違うって言うか、とにかくすっげぇ~~濃いキャラの刑事をやってます。
風の強い場所には現れない男。それが矢部刑事。(ヅラ)
とにかく面白い。
なんていうか、漫画的面白さというんでしょうか・・・。
登場人物のキャラの濃さが尋常ではありません。
そりゃ『合い言葉は勇気』のキャラも濃いですが、全然違うというかそういうのを超越した濃さなのです。
だからストーリーなんかわからなくても、ただ見てるだけで可笑しいのです。
いやぁ、いいですねぇ。
こういう番組が週末の夜にやってると・・・。
な~~にも考えずに、ボ~っと見ていられます。
もちろん真剣にストーリーを追っても面白いです。
確かに『ケイゾク』的な話しではありますね。
とぼけてるけど、頭の切れる女(仲間または中谷)がトリックを見抜いていく
というところが・・・。
ただ、比較すると『TRICK』の仲間由紀恵のほうが、やっぱりマジシャンってこともあるのか、推理に穴があって、トリックを見破ったのかと思ったら実は違った。 というパターンがあり、なかなか先が読めません。
本当の霊能力者、超能力者みたいなのが出てきちゃうと、トリックでもなんでもなくなって、なんでもありになってきてしまうのでこのドラマでは『トリック』ってタイトルなんだから、すべての超能力的現象をトリックとして暴いていって欲しいものです。
「本物の霊能力者はいる・・・。」
いんちき霊能力者がみんな最後に言います。
この本物がどう描かれるのかがとても興味深いです。
そんな感じです。
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