後ろ髪と額がどうしても気になる中居くん。目細めすぎ。

医師としての手腕は抜群だが、どこか人をよせつけないような影がある男。
喧嘩でかつぎこまれた急患に対して、「金は払えるのか？」と確認する。
そんなクールで影のある主人公・直江庸介を中居君が演じます。

ということで、本当にドラマのときの中居君はまじめです。
すっごいかっこつけてます。っていうか、かっこいいです。
今回は特に眉間にしわが寄りがちで、目を細めがちです。

そんな直江に対して、患者のことを第一に考える熱血医師・小橋俊之を

上川隆也が演じてます。　↑

なんていうか、わかりやすい理想に燃えるイイ先生って感じですね。
とはいえ、本人からにじみでる良さではなく、
「小橋先生って本当に丁寧に診察しますよねぇ。」
とか、まわりの人がわざとらしく良い評判を流してくれるんですけどそれがちょっとねぇ・・・・って感じです。

で、直江のことを良く思っていない、まじめな看護婦が

もうちょっと鼻を・・・かなぁ。

竹内結子なんですけど、これまた古い感じの真面目な看護婦なのです。
直江に対して、当直時に酒を飲んでいたり、乱暴な治療方法が理解できず敵意むき出しだったりします。

とはいえ、だんだん直江の真意とかそういったものがわかるにつれ、気持ちとは
うらはらに好きになっていく・・・、なんてことにきっとなるのでしょう。

・・と、かなりベタな展開が読めちゃうのです。

◆　感想　◆

つうことで、リメイクものってこともあるのでしょうが、設定・展開等どうしても古い感じがするのです。

それはそれでいいんですけど、本当は中居君演じる直江医師をもっと憎たらしいというか、悪いやつに見せて、だんだん彼の真意というか本当の姿を見せていって
「ああ、そういうことだったのかぁ。」 って感じにしたいんでしょうけど
中居君がけっこういい奴なんですよ。すでに。
患者さんのことを考えて最善の手を尽くすし、竹内結子に対しても冷たいように見えて実は励ましたりするし。

逆に理想に燃えるいい先生であるはずの小橋医師（上川）が、ただのうっとおしい奴にしか見えないっていうのが、ちょっと・・・ですね。

あれ・・・、なんだ、このドラマ面白くないのかなぁ？
う～～ん、なんつうかありがちな感じですけど、きちんとしてるのでつまらなくは
ないんですよね。

そうそう竹内結子なんですけど、あんまり知らなかったんですけど、いざ似顔絵を描くってなってじっと見てみたら、きれいな子ですね。
鼻の穴が・・・というのはありますが、眼が非常にきれいです。
地味な感じがするのでもったいないといえばもったいない気もします。

そんなこんなでこのドラマって面白いのかどうかは微妙な感じですけど日曜のこの時間って『あるある大辞典』か『ASAYAN』か『東芝日曜劇場』かって感じなので、他の２つが面白そうでなかったら、これ見ればいいんじゃ
ないでしょうか。
そんな感じです。

でも、かっこいい中居君を見たい方は必見でしょうね。
それから、毎回自席で自分の（らしき）レントゲン写真を見てるいるときに誰かが部屋に入ってきて、慌ててそのレントゲン写真を机に隠す姿も必見かも。

では。

2001年冬ドラマ
白い影
日曜日　夜9：00～9：54　TBS