木更津キャッツアイ(その1)
第1話を見て、メロメロになりました。
『木更津キャッツアイ』です。
木更津を舞台に、暇さえあれば野球して、ビール飲んで、ブラブラしてる、元高校野球少年たちの物語です。なんでキャッツアイなのかというと、ひょんなこと から(ひょんってなに?)高校野球時代の監督の車を盗もうということになり、じゃ、名前を付けようと・・・。
"ルパン"っていうのもいいけど、正体を隠すってことで"キャッツアイ"にしようってことになった・・・と。それから、この若者達の草野球チームの名前が"キャッツ"ってこともあるようです。(たぶん)
ということで、1話では監督の高級外車を、2話では野球部時代の先輩のチャカ(銃)を盗む(?)ことになります。
で、今回インパクトのあったシーンはっていうと・・・
『木更津キャッツアイ』です。
木更津を舞台に、暇さえあれば野球して、ビール飲んで、ブラブラしてる、元高校野球少年たちの物語です。なんでキャッツアイなのかというと、ひょんなこと から(ひょんってなに?)高校野球時代の監督の車を盗もうということになり、じゃ、名前を付けようと・・・。
"ルパン"っていうのもいいけど、正体を隠すってことで"キャッツアイ"にしようってことになった・・・と。それから、この若者達の草野球チームの名前が"キャッツ"ってこともあるようです。(たぶん)
ということで、1話では監督の高級外車を、2話では野球部時代の先輩のチャカ(銃)を盗む(?)ことになります。
で、今回インパクトのあったシーンはっていうと・・・
これは、高校に忍び込んだところを見つかり
「ああ、お前たちは決勝で負けた連中だな。」
みたいなことを言われ、
「俺達は、決勝で負けた連中じゃない、決勝まで残った連中なんだ。」
と反論するも
「同じじゃないか~?」
と言われて、これに逆上し、
「俺達は、木更津しぬしぬだんだぁ~~~~~~!!!!!!!!」
と叫ぶわけです。ま、意味不明です。でもインパクト大!
でも、実際はこの台詞を言った時は、まったく聞き取れず
"シティ・ハンター"ルック
やっぱり"シティ・ハンター"ルックの微妙な桜井くん。
と、ドラマ中の他の出演者とまったく同じリアクションをしてしまいました。
それはさておき、なぜ"キャッツアイ"なのに"シティハンター"のかっこうかというのを見てない人説明すると、説明するまでもなく"キャッツアイ"のかっ こはさすがにできないので、同じ作者の"シティハンター"のかっこになったってだけなんですね。
それにしても、 こういうパロディのモトネタがすごく世代に合っていてめちゃくちゃ可笑しいんですよね。嶋大輔がリーゼントで出てきたり・・・。
それから野球のシーンも力が入っていて、今まで見たことがない映像で、テンポも良くすっごいかっこいいです。ここだけでも見る価値ありです。
野球ネタってことで言うと、"キャッツアイ"をやるにあたって、それぞれニックネームを決めようってことになるんですけど、その時のやり取りもツボでした。
<基礎知識>
役 名(あだ名) | 備考 | |
田渕公平(ぶっさん) | 岡田准一 | 実はガンで余命半年(マジ?) |
岡林(マスター) | 佐藤隆太 | 居酒屋『野球狂の詩』マスター |
佐々木 (アニ) | 塚本高史 | 弟が現在野球部のエースで地元のスター |
マスター:「イチローいただいていいいすか?」
アニ:「マスター足だけは速いからね。」
アニ:「ぶっさんはキャッチャーだから山倉でいいとして・・・。」
ぶっさん:「よくね~よ!なんで俺だけ引退してんだよっ!」
アニ:「じゃ、ドカベン。」
ぶっさん:「マンガじゃね~かよ。」
アニ:「ドカベン香川だよ!」
マスター:「キャッチャーだとタブチでよくね?」
ぶっさん:「本名じゃね~かよっ!」
マスター:「アニは?」
ぶっさん:「松沼兄!」
アニ:「絶対やだ!」
ってやりとりなんですけど、野球好きだから野球選手の名前なんだろうけど、ま、イチローはいいとして、キャッチャーだから"山倉"っていうところが最高で す。で次の候補がドカベン香川で最後が田淵。うやむやのままアニは松沼兄にしちゃうという台詞回しが本当にテンポがよく、ボケが私の世代にぴったりで、ニ ヤニヤしっぱなしです。
◆ 感想 ◆
そういったわけで、今クールで一番面白いと思っております。
宮藤官九郎さんの脚本は本当に会話が面白いです。
会話だけでなく、映像も凝ってるし、編集も凝ってると思います。
脇役陣も曲者揃いで、ぶっさんの父に小日向文世 。野球部の監督猫田が阿部サダヲ。その先輩でやばい職業についている、山口先輩がDonDokoDon 山口智充。そしてなぜか白衣を着た古文の教師に薬師丸ひろ子。今の所本当に脇役っぽい薬師丸さんですが、"殺してやるリスト"見たいなものを書いてたり、生徒のカバンにタコ(生きた)を入れてみたり、かなりやばいです。
いろんな意味でやばい薬師丸さんだけでも一見の価値ありです。
阿部サダヲさんはさらにやばいんですけどね。
うむ、似てない・・・。阿部サダヲ氏
やばいと言えば、うっちー役の岡田義徳君。
私の中では『おそるべしっ!!!音無可憐さん』等で榎本加奈子の相手役のさわやか好青年という印象しかなかったのに・・・。
そ、それがこんな姿になるなんて・・・。
こんな姿・・・。
時の流れは恐ろしいものです。
とにもかくにも見のがせないドラマであることは間違いありません。
で、そんな若者達のばか騒ぎの中にも、ガンを宣告され余命半年と言われたぶっさんと、そのことを知らされた仲間達の関係も、ドラマの大きなカギになると思います。
とりあえずは1話完結形式でググっと魅せてくれるので、見てない方はとりあえず気軽に見ることをお薦めします。とはいえ、女性より男性のほうが、面 白く感じるのかも・・・よくわかりませんけど。
ということで・・・。
あ、そういえば、前の週の『トリック2』で"何度目だナウシカ"(だっけ?)って習字で書いていましたが、『木更津キャッツアイ』では、山口先輩と猫田監督がふたりでビデオを見ながら
「やっぱ、ジブリは最高だよなぁ~。」
って言ってました。
ま、余談ですけどね。
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