それにしても、この大規模災害をテーマにした連続ドラマを作ろうという時点ですごいのですが、これがよくある大地震発生時のイメージVTRのようなものではなく、映像がリアルにドラマとして成り立っているのです。

これには驚きました。通常の連続ドラマでこのようなシーンがあったりすると、たいてい安いCGだったりして興ざめだったりするのですが、そういったことがなく、本当に災害時の恐怖というか、緊迫感が伝わってくるのです。

それにしても、江口洋介もますます男前になってきた感じですね。
なんかすっかりドクター役が板についてきています。



（地震直後、家屋の下敷きになった男性を助けたものの、周りの惨状に呆然とする、進藤先生。）

しかし何度も書くようですが、本当にまだ2回目とは思えないほどのテンションの高さで面白いのですが、反面落ち着いた気持ちで見ることができないという難点があります。こういった病院ものでありがちな、様々な人間模様とかも見たいのですが、これからどんどんパニック状態になっていくと、緊迫感はあるものの、災害HowTOドラマになるんじゃないかという不安もあります。

個人的には大地震の話は9話あたりから最終回にむけてどんどん盛り上がっていくという展開がよかったかなぁ・・・なんて。

まあそんなこともあるので、第1話で見せた、子供を産んでなお可愛い"ふくれっ面"の小島楓（松嶋菜々子）さんを描いてみました。こういう顔も、この展開では今後見ることはできないのでしょう。

とはいえ、出来る男っぽいけど実際は自分のことしか考えてないと思われる政治家＝寺泉隼人（仲村トオル）（すでに進藤先生と接触済み）だったり、その娘とその担任＝磯部　望（京野ことみ）とかとどのように絡んでいくのかは、非常に気になります。

それから、忘れちゃいけないのが男性看護師佐倉亮太（大泉　洋）の存在。
まだ微妙な感じもありますが、彼が出てくるとちょっと緊張がほぐれるのでとても貴重な存在なのです。いつか似顔絵を描こうとおもいます。描こうと思うといえば、看護士姿のMEGUMIも描いてみようと思いますが、ナース姿がコスプレにしか見えない時点で、ナース対決は『８７％』の酒井若菜の勝ちでしょうか。（別の意味ではMEGUMIの圧勝？）

ということで最後に今後気になる人物ということで、

クールな医師＝日比谷学（小市慢太郎）さん。
クールというか冷めているというか、今までにはいなかったタイプです。
地震のあと、患者も来ないし家も気になるという理由から帰宅してしまいましたが、このあとどうなるか楽しみです。

とにかく次回が待ち遠しいです。