詳しくは公式サイトを見ていただくとして・・・今回はとにかく設定がまったく違うのです。
ライダーは"鬼"で、敵は"もののけ"なのです。
そして"鬼"たちはしっかりとした組織として動いていて、どこどこ地方担当とか、勤務シフト？みたいなものもあり"もののけ"退治をきっちりとスケジュールにしたがいこなしていくのです。

実際のところ"鬼"にどうのようになったか・・・という話はされていないものの、今までのライダーのように"自分の意志に反して"ライダーになってしまったという感じは今のところありません。

そういう今までと違う部分に惹かれてしまうのです。
ということで、ここが響鬼のイカしたところ

１．立ち姿がイカす。
公式サイトトップページを見てもわかるように、いわゆるヒーロー立ちではなく、モデル立ち？なんです。イカす。

２．えげつない攻撃がイカす。
弱い敵（童子、姫）なんかは炎を吐いてやっつける。

３．やられちゃうこともあるのがイカす。


台詞回しもありえない。

４．太鼓がイカす。
相手に太鼓（音撃鼓・火炎鼓）をくっつけ、「清めの音」を叩きこむ。
こんな攻撃方法、子供に伝わるのか！

５．エンディング（「少年よ」）がイカす。
なんとエンディングは布施明だ。

６．なんといっても響鬼をサポートするお姉さんがイカす。


オープニングの立花香須実（蒲生麻由）がかわいい。


などなど、面白要素はいっぱいあるのです。

だいたい今回の敵となるのは、悪の組織でも謎の生命体でもなく、日本古来から伝わるもののけ（のようなもの）なのです。
会話の中でも、

「俺的には、○○と戦うのは6年ぶりですかねぇ・・・」

とかですから、悲壮感とかそういったものは皆無なんですね。（今のところ）

そして一番気に入っている部分が、今回のライダーの真の主役と思われる中学三年生の明日夢君。
彼が少年から男に成長していく姿を描こうとしているところがかなり気に入っています。（エンディングの歌もそうですしね。）
そういった意味で子供に対するメッセージ性はかなり高いのかも・・・と思っています。製作者の心意気が感じられます。

もっともこれを"仮面ライダー"と言っていいのかは、疑問が残るところではありますが、おもしろいからヨシとしよう。



でも、さすがにバイクには乗って欲しいかな。