『積木くずし真相・あの家族、その後の悲劇』を見た
2夜連続で放送された『積み木くずしSP』を見ました。
1話目をなんとなく見てしまった勢いで、そのまま2話目も見てしまったって感じです。
この『積木くずしSP』は、20年ほど前に俳優・穂積 隆信が書いた大ベストセラーのその後の話です。
『積木くずし』の話自体は、本やドラマを見なかった人もなんとなく内容はご存知だと思いますが、非行に走った娘を更生させようとする両親の奮闘を描いた物語でした。
1話目をなんとなく見てしまった勢いで、そのまま2話目も見てしまったって感じです。
この『積木くずしSP』は、20年ほど前に俳優・穂積 隆信が書いた大ベストセラーのその後の話です。
『積木くずし』の話自体は、本やドラマを見なかった人もなんとなく内容はご存知だと思いますが、非行に走った娘を更生させようとする両親の奮闘を描いた物語でした。
実際のところ当時私はこの本もドラマもほとんど見たことはありませんでした。(最終回の視聴率は45%ほどだったにもかかわらず)ですが俳優の娘が非行に走り、家族とぶつかり、更生するんだ・・・という話だということはなんとなく知っていました。
しかしその後といえば、「積木くずしの娘逮捕!」という芸能ニュースが流れたりしていて、「ああ結局更生できなかったんだなぁ・・・」ぐらいに思っていたものでした。
で、今回の物語はというと、更生に向かった娘と両親のその後はどうなったのか・・・というところから始まるのですが、心を入れ替えようと思った矢先に親が『積木くずし』なんていう本を書いちゃったものだからさあ大変。せっかく真面目になろうと思っていたのに、「ほらあれば積木くずしのモデルの子よ。」なんて後ろ指さされるは、親は本がヒットしたため、母親さえも「子育て論」みたいなことで公演に奔走するような日々になってしまい、更生させるために約束した「よけいなお金は渡さない」なんてことはすっかり忘れて、「これでおこずかい。足りなくなったらいつでもいいなさい」なんて5万ぐらいをポンと渡しちゃうような変わりようなのです。
何をしても『積木くずしのあの子』というレッテルを貼られてしまう朋美(役名)は結局また不良の道を進んでしまうのです。それもそうですよね、よく知らなかったのですが、非行に走ったのが13歳ぐらいで、本が出版されたのが14歳。ドラマ化されたのが15歳ぐらいっていうんだから、当人にしてみたらたまったもんじゃなかったのでしょう。
100歩譲って最初に非行に走ったのが両親に責任がなかったとしても、いったん更生しそうになった娘を再び非行の道に走らせたのは、100%両親だったのですね。
そりゃぁ、藤木直人も怒るってもんですよ。(注)
(注:藤木直人は朋美から「積木くずし」の真実を記した手記をたくされた雑誌編集者)
と、ここまで書いておいてなんですが、泣ける、泣けるとあおっていたわりには、今回私、全然泣きませんでした。ストーリー的にも大どんでん返しがあるわけでもなく、意外と想定どおりに話が進んだので、申し訳ありませんが「へぇ~~、そうだったのか・・・。」って感じだったのです。
唯一ちょっと感動したのが、朋美の葬儀の時に、「友人が集まってますから・・・」と別室に移動した父親(舘ひろし)の目の前にたくさんの(普通の)友人がいたってシーンですね。
感動もしたんですけど、「自分がもし死んだら・・・」と変に後ろ向きな考えも浮かんだりしましたけど・・・。
とはいえ、「元祖積木くずし」の杉田かおる、「意外と波乱万丈」安達祐実の天才子役(と呼ばれていた)対決は、やはり見ごたえがありました。(安達祐実もかなり酷いいじめをうけていたらしいですね)
二人ともうまいなぁ・・・と思いつつ、安達祐実がもう少しちゃんと大人の顔になっていたら、もっと活躍できるだろに・・・といらぬ心配などもしていました。
でもやっぱり、舘ひろし・・・・。
どうしても“デカ”じゃない舘ひろしには超違和感なのでした。
演技的にも穂積 隆信に似せようという感じもなんか嫌でした。
やはり舘ひろしは生涯一「あぶ刑事」ってことですね・・・。
追記
一番最初に非行に走った真相というのが、20年前のドラマではまったく語られていなかった(らしい)のに対し、朋美の死後、実は非行に走ったきっかけというのがはっきりとあり、その真相が語られるシーンには胸が詰まる思いになりました。
しかしその後といえば、「積木くずしの娘逮捕!」という芸能ニュースが流れたりしていて、「ああ結局更生できなかったんだなぁ・・・」ぐらいに思っていたものでした。
で、今回の物語はというと、更生に向かった娘と両親のその後はどうなったのか・・・というところから始まるのですが、心を入れ替えようと思った矢先に親が『積木くずし』なんていう本を書いちゃったものだからさあ大変。せっかく真面目になろうと思っていたのに、「ほらあれば積木くずしのモデルの子よ。」なんて後ろ指さされるは、親は本がヒットしたため、母親さえも「子育て論」みたいなことで公演に奔走するような日々になってしまい、更生させるために約束した「よけいなお金は渡さない」なんてことはすっかり忘れて、「これでおこずかい。足りなくなったらいつでもいいなさい」なんて5万ぐらいをポンと渡しちゃうような変わりようなのです。
何をしても『積木くずしのあの子』というレッテルを貼られてしまう朋美(役名)は結局また不良の道を進んでしまうのです。それもそうですよね、よく知らなかったのですが、非行に走ったのが13歳ぐらいで、本が出版されたのが14歳。ドラマ化されたのが15歳ぐらいっていうんだから、当人にしてみたらたまったもんじゃなかったのでしょう。
100歩譲って最初に非行に走ったのが両親に責任がなかったとしても、いったん更生しそうになった娘を再び非行の道に走らせたのは、100%両親だったのですね。
そりゃぁ、藤木直人も怒るってもんですよ。(注)
(注:藤木直人は朋美から「積木くずし」の真実を記した手記をたくされた雑誌編集者)
と、ここまで書いておいてなんですが、泣ける、泣けるとあおっていたわりには、今回私、全然泣きませんでした。ストーリー的にも大どんでん返しがあるわけでもなく、意外と想定どおりに話が進んだので、申し訳ありませんが「へぇ~~、そうだったのか・・・。」って感じだったのです。
唯一ちょっと感動したのが、朋美の葬儀の時に、「友人が集まってますから・・・」と別室に移動した父親(舘ひろし)の目の前にたくさんの(普通の)友人がいたってシーンですね。
感動もしたんですけど、「自分がもし死んだら・・・」と変に後ろ向きな考えも浮かんだりしましたけど・・・。
とはいえ、「元祖積木くずし」の杉田かおる、「意外と波乱万丈」安達祐実の天才子役(と呼ばれていた)対決は、やはり見ごたえがありました。(安達祐実もかなり酷いいじめをうけていたらしいですね)
二人ともうまいなぁ・・・と思いつつ、安達祐実がもう少しちゃんと大人の顔になっていたら、もっと活躍できるだろに・・・といらぬ心配などもしていました。
でもやっぱり、舘ひろし・・・・。
どうしても“デカ”じゃない舘ひろしには超違和感なのでした。
演技的にも穂積 隆信に似せようという感じもなんか嫌でした。
やはり舘ひろしは生涯一「あぶ刑事」ってことですね・・・。
追記
一番最初に非行に走った真相というのが、20年前のドラマではまったく語られていなかった(らしい)のに対し、朋美の死後、実は非行に走ったきっかけというのがはっきりとあり、その真相が語られるシーンには胸が詰まる思いになりました。
私もつい見てしまいました。
娘さんが非行に走ったわけも、その後更生できなかったのも
やっぱり、すべて両親のせいだと思いました。
自分の娘に、あんなに波乱万丈な人生を歩ませてしまい、
亡くなった後に、真実を知った穂積さん、何もかもが
後手にまわっていましたよね…
祐実ちゃん、大人になってからの朋美より、中学生の頃の
方がしっくりきていて、ちょっと痛かったです、、
舘さんは、どうしても「ワニ」に見えちゃうし、、
役名は「朋美」ですね。
は、恥ずかしい。
直しておきました。朋子→朋美
思い込みって怖いものですね。
それにつけても、舘さんは元祖爬虫類顔イイ男ですよね。
複雑...。私の娘とまったく同じ名前じゃないか~!娘は、今のところ非行に走る様子はないですが...、精神年齢が幼いのが気になる。娘は現在、中3。
ところで、私は、このドラマ見てないのですが、その非行に走るきっかけの真相って、何だったのですか?皆さんが録画した分を見終わったころでよいので、ぜひ教えてください。
こんにちは。
1話目しか見れなかったのですが、ずっと
「髪の色でからまれるなら、何で黒くしなかったのだろう」
と思いながら見ていました。
有名人の娘という事実は変えられませんが、
見た目でからまれる割合は激減するはずなのに、、、。
そういえば、最近なんかのドラマで、「ともくん、ともくん」と呼んでるのがあって、非常に照れくさくなったものでした。
真相については、じゃあ、もうちょっとしたらお知らせしますね。>森の妖精さん
たしかになんで髪の毛黒くしないんだろう?とは思いましたね。もしかしたら「お前の髪は病気だからしょうがないんだ。どうどうとしてればいいんだ!」とか親が余計なことを言っていたのかもしれませんね。>ぽんさん
>トモゾウさん
そうかもしれないですね~。
でも間違ってますよね。
自分の子供があんな酷い目に遭うくらいなら、
私なんざあっさり黒く染めさせますよ。
子供がどんな目に遭ってるか気づいてないから
理想論でも唱えちゃったのでしょうか。
なんて、外野からだと簡単に見えるけど、
子育てって難しいんだろうなぁ。
>トモゾウさん
ありがとうございます。よろしく。(^^)v ところで、「ともくん」何のドラマだっけ?
>ぽんさん
はじめまして。私は3人育ててますが、まあ、途中だから成功なのか失敗なのかわかりませんが、子育てって、大変だけど楽しいですよ。難しいことはないんじゃないかな?
あまり、自分が「親!」ってきばらないと、一緒に遊んでいるうちに、自然に育っていってしまうようです。
あ、ちょっと偉そうに講義してしまった...。(・_・!ゞ
>ぽんさん
私もきっと黒く染めさせるかな。
以前小学6年生の娘を持つ友人から「口の周りの産毛が濃くて男子から『ひげ~』とからかわれてるらしいんだけど、剃ってやったほうがいいのかな・・」と相談され「剃れ」と即答しました。
おしゃれとかではなく、本人が辛くて剃ることでいやな気分が解消されるならそのほうがいいですよね。
>ぼんさん
外野、というか当人以外はみんな理想論をまず唱えるもんですよね。それはそれでしょうがないですが、程度や性格にもよりますますが、不必要な苦痛は与えなくはないですよね。
ということで、私もまあやんさんと同じことを質問されたら、同じように答えるでしょう。
>森の妖精さん
「ともくん」思い出しました。
24時間テレビのドラマでした。江ノ電の車掌さんになりたかった子供の話しで、その子が「ともくん」でした。
私のコメント、ちょっとポイントがズレてましたね。「臨機応変」でいいんだと思う、私も。
>ともくん
そうか、あれでしたね。良さそうだったけど、結局見なかった...ドラマ多すぎるよ~。
「広島」よかったです。
>勝手な話題ですが...
「義経」はいよいよ「壇ノ浦の合戦」でした。「平家物語」にもなってるような名場面。最後に女性群が海に身投げするシーンは、勝ち戦なのに、哀しい気持ちになる義経の心境も伝わり、正に悲劇の名場面でした。
でも、鶴見さんのシーンは笑えた...。そして、平家の大将が「ドラゴン桜」、義経の家来に「電車男」、同じく源氏方に「電車男」のネット住人...と、ヒットドラマの主人公が多数いることにも...。
翼くんの「那須の与一」もよかった。惚れ惚れ~!
トモゾウさん、勝手にすみません。m(_ _)m つい書きたくてウズウズ...。
>まあやんさん
>トモゾウさん
やっぱり染めさせますよね。
時代背景もあるかもしれないけど、外見を変えることで嫌な思いを回避できるなら
その方が賢いですよね。整形だって昔より受け入れられてるくらいだし。
トモゾウさんの「当人以外はみんな理想論をまず唱えるもんですよね」というコメントには納得!
当人は、理想論に従っていては解決しないから悩んでるのにね。
鈍い大人にむかつく子供の気持ちがわかりますf^^;。
>森の妖精さん
子育てのお話ありがとうございます。
楽しみながら子育てできるなんて素敵ですね。
子供がいる友人は「自分も子供にいろんなことを教えてもらっている」と言っていました。
そういう気持ちを忘れずにいることが大事なのかも。
>森の妖精さん
すいません、本当にNHKは見ないもので・・・。
ちなみに「広島」ってなんでしたっけ?
>ぼんさん
とはいうものの、最近ではすっかり大人の意見のほうにうなずくことが多くなってます。ガンダムあたりを再放送なんかで見ると、ブライト視点で見ちゃっている自分に気づきます。
>トモゾウさん
「広島」って、先週の月曜にTBSでやってたドラマじゃないですかね?
松たか子と加藤あいと長澤まさみが姉妹役の。
ああ、なるほど。
そういえば、その辺のドラマといえば、中村獅童の「実録・小野田少尉」なんかも見ました。なんかよく覚えてませんが。
>トモゾウさん
いえいえ、こちらこそすみません。どこかで語りたくてウズウズしてただけなので...。
ところで、NHKを見ないのには、何かポリシーでも?受信料の問題とか...。
>広島
まあやんさんの書かれた通りです。以前の「さときび畑」を作ったスタッフが制作したという...。原爆の日までの数ヶ月の出来事を淡々と表現してました。「朝鮮人への差別」「軍部の暴発的態度」「広島は空襲に遭わなかったという事実」そのあたりが、けっこうハードに描かれてました。
原爆ドームの元の姿をセットで再現してたのが興味深かったです。
実は私、どちらかいうと、メロドラマ系より、社会派ドラマが好きだったりするので、「スローダンス」なんかを見てると「どうでもいいじゃん!」って思っちゃいますね。でも、我が夫君は、熱心に見ている...。(・_・!)
>森の妖精さん
私、「広島」はビデオ録画してあって2~3日前にやっと観たんですが、最後の西田敏行の台詞とエンドロールで号泣してしまいました。
「涙そうそう」が流れる中被爆者の写真や映像が淡々と映されて、「誰がなんと言おうが戦争はいけないんだ。」と改めて思いましたよ。
いけね。積木くずしの話とかけ離れてしまいました。
すんまそん。
>森の妖精さん
NHKに関してはポリシーとかでもなんでもなく、番組構成が私のライフスタイルになんとなく合わないって感じなんですよね。なに見るにしてもなんかタイミングが合わないんですよね。
ちなみに私は超軟派系、ていうか馬鹿系が好きです。
>まあやんさん
ふむ、「広島」はノーマークでした。「さときび畑」のスタッフが作るっていうのは知っていたのですが、「さときび畑」自体がさんま主演ってだけで見ませんでしたから・・・・。
トモゾウさん、そろそろ真相を教えてくださいませ。m(_ _)m
そうですね。
かなり私も記憶が薄くなっているのでざっくりな真相になってしまいますがご了承ください。
ということでいままでも幾度となくいじめを受けていた朋美は、中学生になるとすっかり慣れっこになっていたわけです。また暴力なども我慢さえしていればいつかはなくなると思うようになっていたのですが、その日は違っていたのです。他校のスケバン(?)にまちぶせされた朋美はいつものように殴られ、けられます。
しかしいつかはやめるだろうと思っていた暴力はいつまでも続き、またエスカレートしていき、ナイフで顔に無数の傷までつけられてしまったのです。
この時点でいつもと違ういじめに恐怖を感じていたのです。そして恐怖に震える朋美の前に数人の男子生徒が現れ暴行されてしまうのです。
雨の中一人家に帰りますが、部屋には誰もおらず、テーブルの上にお金と「たまにはお母さんも羽を伸ばします。」という書置きがおいてありました。
それを見た朋美は、今日の出来事は誰にも言わないでいようと心に決め、そして不良への道へ進んでしまったのでした。
顔を切り刻まれる朋美(安達祐美)はとても悲惨でした。が今思えば当時すでにスピードワゴンと「あま~~い」関係になっていたと思うと複雑な感じです。
トモゾウさん、詳しい説明、ありがとうございます。
それにしても、とんでもない親たちですね。どちらか一人でも、その子の心に寄り添ってあげていたら、その後の悲劇はおこらなかったでしょうに。
性犯罪は、女の子の一生をダメにすると思う。
ところで、その娘さん、どうしてそこまでいじめられなきゃならなかったのでしょうね。
親が芸能人であることに加えて、生まれつき内蔵のどっかだかが悪くて、その治療の副作用で髪の毛が茶(金)髪になっていたことが原因ですね。
「親が有名人だからって、いい気になってんじゃねえよ。」
って。