僕の歩く道を見た
今クールは、かなりドラマを見てます。
『のだめ~』『役者魂』『僕の歩く道』『だめんず・うぉ~か~※』『家族』『セーラー服と機関銃』(終了)『鉄板少女アカネ※』
(※はときどき見てるもの)
あれ、それほど見てないかな?
そんな中でいちばん面白くて楽しいのは『のだめカンタービレ』なんですけど、次に面白いというか熱心に見ているのが『僕の歩く道』なのです。
番宣や、テレビ番組紹介記事みたいなもので言われていた通り、"たんたんと日々の生活を丁寧に描く"ドラマで、特別ドラマチックなこともないのですが、日々の生活の中で主人公である自閉症の青年・輝明の周りの人々が、少しずつ変わっていく様がとてもドラマチックなので、けっこう引き込まれていきます。
この手のドラマにありがちな、障害ゆえに必要以上にいじめにあったり、苦しんだり、まわりがひどく傷つくみたいなことがない(そりゃ多少はありますが)ので、思いテーマのわりには安心して見ていられます。
若干障害者を美化しすぎているかなぁ、と思う部分はありますが、許容範囲でしょう。
それにしても、このドラマがどれぐらい淡々としているかというと、ロードバイクを買うために60万を目標にお給料を積み立てていたのですが、あっという間に1年経って60万たまってしまうのです。とにかくドラマ自体のテンポはゆったりとしているのですが、時の流れがとても早くて時々戸惑ったりします。
そしてさらに淡々度が高いのが、お母さんの定期健診のエピソードです。
先々週あたりに、お母さんが定期健診にひっかかり検査入院をしたのですが、普通だったら明らかにお母さんが病気になってしまう伏線なのですが、「大丈夫、なんともないって」みたいな台詞ひとことでスルーしてしまっています。
もっとももうちょっとしたら、やっぱりお母さんは病気でした・・・なんてパターンもあるかもしれませんが、このドラマ的には「なんともありませんでした」っていうほうが"っぽい"ですよね。うん、お母さんが病気になる必要はない。
もしこれが『渡る世間は鬼ばかり』だったら確実にお母さん病気です。最低手術は必ずします。
なにはともあれ今週は輝明君がパニックにならず、おだやかに過ごせて、そして少し成長した姿が見れて、なんだか心が温まりました。
ということで、悲しいドラマは見たくないトモゾウでした。
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