『わたしたちの教科書』第2話を見た
クールなおしゃれオタク数学教師役の元仮面ライダー水嶋ヒロ君です。
クールな仮面をかぶり、オタクながらも少しはできる教師を演じていましたが、2話目にして早くも仮面がはがれました。
“金八先生”に憧れて教師になったという加地先生( 伊藤 淳史)に対して小バカにした態度をとっていましたが、実は彼もまた金八先生に憧れて教師になった1人だったのです。しかし、実際に教師になり理想と現実の間で悩み苦しみ、いろいろなことから目をそむけてしまうような教師になってしまったようですね。
さて、それにしてもこの『わたしたちの教科書』は面白いです。
展開が速いし読めないし、オリジナルだからそれぞれの登場人物もどのような人なのかまったくわからず、本当にドキドキしてしまうのです。
なにせ私は主人公は志田未来ちゃんだと思っていたわけですが、初回でいなくなってしまいましたから。
あと面白さの要因として、「サスペンス」?要素があり、謎が謎を呼ぶわけではないですが、女生徒(藍澤明日香)の自殺事件もいじめを苦にした自殺なのか事故なのか、ドラマ中の見せ方的には、他殺ということもありそうだし、そもそもいじめがあったのかさえ真偽不明なわけです。
藍澤明日香は虚言癖があったとか、突然なぐりかかるようなことがあったとか、本当か嘘かまったくわかりません。さらには教師たちもオタクだったり、キャバクラでバイトしてたり、借金してそうだったり、娘とうまくいってなかったり・・・とみんな問題をかかえているわけです。
そして何より意味深なのがエンディングテーマの「Water Me」です。
「小さな嘘で世界が振り向くのなら、嘘つきになろう」
という出だしで始まるこの歌は、何を意味しているのでしょう。
藍澤明日香のことを歌っているのでしょうか。
と続くこの歌の最後は
「1つの本当をあげよう・・・」
なのです。
なんてことをふまえてこのドラマを見てみると、さらに面白度アップという感じです。
このテンションのまま最後まで言ってくれることを祈ります。
とにかく今クールの目玉は『時効警察』だけかと思っていただけに、面白いドラマがあってよかったです。
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