ドリーム☆アゲイン
小木駿介(反町隆史)は満塁男の異名を持つ、読売巨人軍のプロ野球選手。
しかし肩の故障から解雇通告を受け、一時は野球から離れるも「もう一度野球を・・・」の夢を諦めきれず、再びプロを目指すことを決意する。が、雷に打たれて死んでしまう。
しかし、これは天国省の手違いだったため、天国省の田中(児玉清)のはからいで、別の体に魂をいれよみがえることに成功するも、手に入れた体の持ち主は、世間からあまりよく思われていない若き投資ファンドの社長・朝日奈孝也だった。
小木は何も知らない投資の世界となまりきっていた体に不満をもらしながらも、もう一度プロのグラウンドに戻ること夢見てトレーニングを始める。
夢に向かって一直線といきたいところだが、朝日奈の娘と名乗る少女が現れたり、朝日奈のファンドを訴えようとしている弁護士が元恋人だったりと前途多難。
小木駿介は、プロ野球の世界にもう一度戻ることができるのか?
という感じのお話です。
読売巨人軍全面協力!なんて触れ込みだったはずのこのドラマ。
初回こそ東京ドームで試合のシーンなんかがあり、
原監督が本人役で登場したりして、「おおっ」と思ったものの、それ以降は巨人の選手が出るわけでもなく、グラウンドとユニフォームなんかを貸してるだけじゃないの?という感じであります。
もっとも、『プロ野球ドラマ』ではなく、『プロ野球を目指すドラマ』だから、巨人の一軍選手が出てこないのは当たり前っちゃー当たり前なのですが、もうちょっとなんかサプライズ的なものがあってもいいかなぁって思いますね。
さて、肝心のドラマ自体はといいますと、
微妙・・・。
ぼかぁ、巨人が好きなので、なんとなく見てますが、普通の人は見るのかしら?
なんて思ってしまうような出来だと思います。
初回の、
満塁男→解雇→もう一度チャレンジ→雷に打たれ死亡→蘇り→もう一度チャレンジ
の流れが急ぎすぎで、なんか雑な印象でした。
とにかく全体的にヌルい感じで、ドキドキ感とかもなく、なんかイマイチなのですね。
それもこれも、野球人気を復活させよう!とか変な色気を出して、野球とヒューマンドラマをくっつけようとした、甘い脚本のせいであり、反町隆史さんのいつもの硬い演技のせいではないと思います。
そんな中、なんかがんばってる感じがするのが
そして、すごく綺麗な加藤あいさん。
次回はよい脚本のドラマに出れるといいね。と心から祈ってしまいました。
まあ、そんなわけで、珍しく否定的なことばかり書いてしまったのですが、嫌いじゃないんです。
嫌いじゃないからこそ、もうちょっとなんとかなったんじゃないか?と思っちゃうわけですね。
どうせなら、もっと、もっと、野球の部分に焦点を当ててもいいんじゃないか?とか。
ウィキペディア(Wikipedia)によると、あまりの人気のなさに、打ち切りが決まっているそうですが、わたしゃ、最後まで見ますよ!
あ、そうそう、ウィキペディアを見たら、次クールは亀梨君主演『1ポンドの福音』だそうです。
こりゃ、こっちのほうが期待できるわ。
『ドリーム☆アゲイン』
毎週土曜 21:00~21:54 日本テレビ
2007年秋ドラマ
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