眠れる森 その4
木曜日 夜10:00〜10:54 フジTV

第九幕「マリアは見ていた」

98.12.10UP



さて、それではさっそく冒頭のシーンで
いきなり突っ込みを入れたのがこのシーン。


テレビに向かって言ったね
「あんた知らなかったのかい!」
なんか意味ありげにロケット持ってたくせに
どうなってんだよオイ!って感じ。


それから上のシーンの絡みでキムタクが
埋められそうになるんだけど、
なーんか女っぽいんだよね、足が
まあどうでもいいことだけどね。

それにしても陣内さんが怖かったこの会話

「怖いか?あ〜ん。怖いかって?」
「怖いよ。」
「怖いです!・・・・だろ。
 じゃあ、言ってみろ。“助けて下さい〜”」

「・・・・・・・・」

「腐るか?ここでっ!」


うげ〜、怖えー。





今回は綺麗なシーンもありました。







是非 ここ をクリックしてください。

それで、これを見ていた敬太(ユースケ)は



で、突然ですが

◆ Let's 謎解き ◆
この敬太の涙の謎を解いてみようと思います。

普通、好きな女の子を取られたぐらいであんなに泣きますかねぇ、いや泣かない。
だいたい昔つきあってることは知っていたし、由理(本上まなみ)がまだ
直季(キムタク)こと好きだということはわかってるのになぜあんな泣いたのか?

それは、敬太が好きなのは直季だからだっ!

直季が実は直巳の子供じゃない説ってのは前からありますよね。
これは
実那子(ミポリン)が自分の交通事故のことを新聞で調べているときに見つけた
ものに15年前に交通事故で家族をなくした男の子の記事があった。
それが直季だ。
という説です。

で、直季が記憶を操作されて直巳のことを本当の親だと思っているとしたら
敬太が幼馴染みの親友であるということも記憶の埋め込みだとしたら
敬太がそのすべてを知っていて直季の友人を演じていたのならば

それはなぜか?

愛しているからだろう。

直季が由理とつきあっていたときもすぐ別れることを知っていたから
実那子に思いを寄せたとしてもそれが実らないと知っていたから
敬太が敬太でいられたのだ。

しかし、由理の想いが直季に通じたとき今までの直季のためにしてきたこと
すべてが無になってしまったとき敬太の中の何かが壊れてしまった。
そんな涙だったのだ。


ってわけないか。
それにこんなの本編のストーリーとあんまり関係なさそうだしね。
ま、普通あんなに泣かねぇよ。とそれだけなんです。

ただ、由理を取られて悲しいってだけかもしれないけど・・・


◆ 第9幕のあらすじ ◆

直季を鉄パイプで襲った国府(陣内孝則)は直季を人影のない森に連れ込み
生き埋めにしようとする。「助けて下さい」という直季に「もうこれ以上俺を探すな」
と言い残し車で去っていった。

しかし直季と敬太は調査を続けていた。そして15年前の殺人事件を担当したという
元刑事の話を聞くことができた。そこで国府が刑務所にいたとき
「同じように、恐怖という牢獄につながれている人間がいる」
と言っていたこと、事件当夜、国府は12時に森田家に行く予定だったのが虫の知らせで
その4時間以上前に森田家に行き殺人事件の第一発見者になったことを聞き出した。

また元刑事は担架で運ばれる実那子が、群がる野次馬をうつろな表情でみながら、
「お父さん」とつぶやいていたことを思い出した。

実那子の本当の父親が事件現場にいたのだ。
直季はロケットの写真の人物・実那子の本当の父親のもとへ向かった。

実那子の本当の父親、それは直季の父・伊藤直巳だった。
激しくつめよる直季。しかし直巳は何も答えない。なおもつめよる直季。

直巳はゆっくり振り返り・・・・



そしてやっぱり最後にちょこっとだけ



失踪前の奥さんの肖像を描く輝一郎の父・正輝(岡田真澄)
今より若いってことを表現してるのだろうけど
帽子を後ろ向きにかぶっちゃうってのはねぇ。
いや、別にいいんだけどね。

似てないことはこの際目をつぶってもらうということで・・



最後にもうひとつ、マリア様の目のダイヤ。
あんなでかいダイヤ、200万じゃ買えないって。