◆ ケイゾクって ◆
ケイゾクとは捜査継続中の意味の「ケイゾク」。
実際には捜査に行き詰まったいわゆる迷宮入りの事件だが
被害者に対して事件が迷宮入りしたとはいえず、捜査継続中という
ところからとったタイトルらしい。
そんなケイゾク事件を専門に担当する部署、捜査二係に
配属された東大出の女キャリアが柴田純(中谷美紀)。
柴田は本人の話しを聞くところによると9歳の頃から
父親(どうも警察のお偉いさん)が家に持ち帰る難事件のファイルを読み
その謎を解いていたという。(簡単すぎてつまらなかったらしい)
天才的頭脳を持つもののおしゃれ等には興味がなく、いつも
ダサい格好をしている女コロンボのお話です。
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またまた謎少女(?)の中谷美紀
すごいです。答えが出すのが早いです。すぐ犯人見つけます。
ちょっと新しいパターンだと思います。
今までの推理モノってまず長々と推理して、その後に犯人の発表
って感じですけど、中谷美紀はドラマ開始20分ぐらいで
犯人に直接、上のような台詞をぶつけます。なんか新鮮。
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課長役の竜雷太。
右の台詞はやっぱり、昔は七曲署でブイブイ
言わせてたぜ!ってことなのでしょうか。
それにしてもゴリさんがこんな白髪頭だなんて
僕も年を取るはずですよ。
そういえばこの人が使っている携帯電話の
ストラップって「コジコジ」?
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中谷美紀とキシリッシュつながりの渡部篤郎
とにかくすごい謎の男です。どうやら
この人がドラマ全体のキーを握ってます。
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一係の女刑事。鈴木紗里奈。
なにがすごいって関西弁なのがすごい。
もう女明石家さんまって感じか? |
似てないけど管理官・野口五郎。
さんざん無能ぶりを見せつけてくれます。
この人いったい何してるのでしょう?
お蔵入りさせた事件を1〜2日で中谷美紀に解決してもらって
えらそうに逮捕だけして帰る。すげー楽な商売してます。
出番少ないです。
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◆ 感想 ◆
今回の新作ドラマの中では一番おもしろいかも?
(リングもおもしろそうだけどビデオに録画しただけで見てない)
1話完結なのでとても見易い。映像に力が入っている。(入れ過ぎの感あり)
中谷美紀がとてもよい。渡部篤郎もなんかイイ感じ。
中谷美紀の変わり者ぶりは一見の価値あり。
謎が貧弱という話も耳にしますが謎の解きっぷりとかその手順とか
とてもいいです。(見た方はわかると思いますが)
でもそれも含め、中谷美紀の演技によるところが大きいのかもしれません。
でも気になるのは野口五郎。というか野口五郎演じるところの管理官。
まるっきり「踊る大捜査線」の室井さん。あるいは新城さん。のまんま。
当局からのお達しでもあったのでしょうか?こうして下さいって。
それにしても、捜査一係の面々の無能&エリート面ぶりが泣かせます。
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