とうとう最終幕。
さすがというかなんというか、ツッコミ所満載です。
最終幕 『愛するということ』
川辺で保険の契約書を燃やし、犯人と対決することを決意する
英器と塔子。
不安を隠せない塔子は英器に言った。
「何かお守りになるものちょうだい。」
そこで英器はおもむろに
|
とスーツのときも肌身はなさずつけている
（よっぽど思い入れがある？）
ペンダントをはずし、塔子の首にかけた。
塔子も
「私も・・・。」
と
|
なんて首にかけるけれど、実は既に
発振器が縫い込まれていたと思われる。
恐るべし、塔子。
そして、お約束のように抱き合うのですが
これまた最近のお約束通り、と〜くの方で
|
と見てます。
◆
はい、ということで、こんな出だしで始まりました最終幕。
この辺ですでに刑事コントっぽくなっているのが気になりましたが
ストーリーを追って突っ込んでいこうと思います。
保険を解約することで今まで殺された恋人達と同じ状態になった英器。
警察は当然のように、『塔子が英器を殺すだろう』ということを前提とし
２人をマークし、江木塔子の現行犯逮捕を狙う。
そして、犯人からの
「始めるぞ。」
の言葉を合図に２人がそれぞれ車ででかけると
それはもうすごい数の覆面パトカーで尾行を開始した。
ふたりは別々のルートで金沢に向かった。
途中高速のパーキングでそれぞれ休憩のため停車する。
車を離れた英器。
「どうしますか？」
の問いに
「このまま待機。」
と答える。烏城。（ちょっと怪しい）
おかげで、英器と正午の入れ替え成功。
一方塔子も車を離れる。
塔子を尾行している月子も車を離れ、塔子を追う。
飲み物を持って戻ってくる塔子。
戻らない、月子。
車に乗り込み再び走り出す。塔子。
月子を置いて尾行をつづける覆面パトカー軍団。
それを見届けてタクシーを拾い、ひとりどこかへ向かう月子。（怪しい）
この時点でかなり御都合主義な感じがしてきます。
だいたい月子はタクシーよく拾えたって感じですよね。
高速のサービスエリアなのに・・・。
ところで、先週は確か警察にマークされているからとか英器が言うと
「指示通りに動けば大丈夫だ。」
みたいなこと犯人が言ってたけど、塔子や正午をつかって尾行を振り切る
指示を犯人が出したのですかねぇ。どうでもいいけど。
そして、まんまと入れ代わった正午はそのまま高速を走り
金沢の海岸で塔子と落ち合う。
車を降り、かけよる二人。
その瞬間
|
って一瞬、何が起きたのか分かりませんでした。
な〜んにもしてないのに、「確保っ！」っすよ。
何を確保するのやら、理解に苦しみました。
ただ、この「確保！」って台詞を使いたかっただけって感じぃ？
と思いました。
慌てる烏城刑事は塔子たちをお説教です。
「自分達が何をやっているのかわかっているのか？
廣川英器をえさにしたんだぞ！！」
そう言われた塔子は、逆ギレ気味に
「わかってるっ！」
といい携帯を手に取った。
月子がその場にいないことに気付いた烏城は
「庄野はどうした？」
と部下に聞く。
「途中でいなくなりました。」
という答えを聞くと
「まさか、あいつが・・・・・。」
なんて突然月ちゃんを疑います。
|
◆
その頃我らが英器君は、犯人の指示通りの場所に到着していました。
どうやら、船の中のようです。
そして、犯人から
「携帯の電源を切り、目隠しをしろ。」
との指示を携帯電話で受ける。その電話を切った直後、塔子から
電話がくるが、犯人の指示通り電源を切り
|
と超素直に犯人の指示通りにして大人しく座って犯人を待ちます。
電話がつながらない塔子は車から無線機を取り出し、マフラーに
しかけた小型発振器（？）からの音声に耳をすまします。
聞こえて来たのはクルーザーのエンジン音。
それを聞いた塔子は一言。
|
えっ〜〜〜！
わっかるわけないじゃん。
なんで？なんでわかったの？無線の入る範囲でクルーザーの音がすると
したらそこしかないの？本当？
と疑問を感じていると、そんなこと考える間もなく
烏城、塔子（なんで？）、正午（さらになんで？）の三人はヘリコプターに
乗り込み金沢西浜マリーナに飛びます。
付け加えるとヘリは１機なので他の刑事さん達はその場待機です。
ヘリコプターが飛び立とうとするとき月子から連絡が入り
「犯人は必ず、久松を殺した海にやってくると思ったので別行動をとりました。
すいませんでした。ついさっき、クルーザーが港を出たという情報を得たので
これから追い掛けます。」
だって。なにそれ？
|
◆
そんなばたばたやってる時、我らが英器君には危険が迫ってました。
犯人の足音が聞こえてきたのです。
も〜う我慢できなくなったのか。
「もう目隠し外していいのか？外すぞ。いいかぁ。」
ってことで目隠しを外します。（じゃあ最初からすんなよ。なんてね。）
ついに目の前に現れた犯人を見て
「やっぱりそうだったのか。自首するんだ。」
と予告での台詞を言ってみたりします。
そしてやっと犯人登場。
|
ド〜〜〜〜ン
ほ、螢！！。
てな具合に真犯人登場となりました。
ということで、最終幕の前編はここまでです。
後編、『怒濤の大告白大会』に続く。
|
◆
◆ 最終幕（前半）の感想 ◆
な〜んか順番に突っ込んでたらキリがなくて、どんどん長くなっていきます。
ということで、今回は前編ということで、続きは後編を御覧下さい。
それにしても真犯人は眞砂子だったんですねぇ。
まあ、キャスト的に見れば当たり前だったのでしょうが
ミステリーとしてはどうなんでしょうねぇ。
確かにアリバイのある人物を消去していくと眞砂子とさとみと月子ぐらいしか
いないわけだから、わからないでもないけれど、アリバイがあるからこそ
トリックとかあったりするわけじゃないのかなぁ。
などとブツブツ思いながら、「テレビの推理物はこんなモノかぁ」などと
ため息を漏らしています。
何がわかんないって、さとみがわかんないですよね。
さんざん思わせぶりな怪しいカット満載なくせに、けっきょく何にもなかったですから。
よくよく考えると１８〜９なのに大人達のドロドロした世界を見せられて
めちゃめちゃ被害者ですよね。
未成年なのに烏城にカクテルで夫婦語ってみたりして、一番気苦労多かったでしょう。
本当に同情します。
とにかくこの真犯人がわかるまでは、視聴者をひっぱるための御都合シーンばかりで
嫌になります。
だいたいなんで金沢行くかねぇ。
なんで黙って月子は姿消すかねぇ。
なんで英器と正午の入れ代わりに気が付かないかねぇ。
（めちゃめちゃ挙動不審だったのに・・・。）
といろいろありびっくりしてます。
あんまり書くと体がもたないので、とりあえず前編はこのぐらいにして
後編を御期待下さい。
つづく。
みなさんのご意見、ご感想なんかを聞かせて下さいな。
掲示板に書き込んでください。
|
|
