◆ あらすじ ◆
岬美容外科の院長岬京助(田村正和)の元に
「あなたの好きな顔にして」という女
村雨みゆき(常盤貴子)が現れる。
彼女は夫、村雨次郎(大沢たかお)の暴力から逃げるため
顔を変えたいと言うのだ。
夫は刑事のため顔を変えないと何処に逃げても見つけられてしまうという。
京助は彼女を4年前に死んだ妻の顔をみゆきの新しい顔に選んだ。
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ということで今回は野島伸司脚本の大人の恋愛ドラマ
“美しい人”です。
田村正和、常盤貴子、大沢たかおの三人が存在感があり
なんだかよい感じです。
大沢たかお、今回は「悪」(っぽい?)です。
愛するがゆえに暴力を振るってしまう純粋な男といった感じです。
なかなかカッコいいんですけど初登場のシーンでは
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と感じたのはトモゾウだけではないはずです。
「極楽とんぼ」加藤ってなかなか男前ですね。
それと今回最後にちょっぴり顔を出した常盤貴子の三人が
メインキャストで、他には吉田拓郎の奥さんが出てたり
最近はすっかりバラエティーの人となった
柳沢慎吾なんかが出てたりして楽しいです。
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ということで
と、やっぱり“林檎”っぽい演技してました。
◆ 感想 ◆
はい、というわけで『美しい人』ですが
“おもしろい”んじゃないですかねぇ。
俳優さんもしっかりしてて安心して見ていられるし、なんといっても
三人が中心なんで、そんなに話が複雑になりそうもなくて
すんなりと物語の中に入っていけるような感じです。
もっともこれは『氷の世界』と比べてって感じですかねぇ。
あれは登場人物が多くて、なおかつそれぞれがなんかうさん臭くて
ちょっと気合いを入れないと見れないってドラマなもので・・・。
でも「わかりやすさ」っていうのも大事だと思うし、その中に
奥深さを出したりするのが脚本家の腕だったりするような・・・。
まあ面白いんですけど、ちょっと気になったのは
「みんな、うまいこと言い過ぎじゃないの〜!」
ってことかなぁ。
例)
常盤貴子が田村正和になぜ自分の美容外科(岬医院)で整形
することにこだわったかを尋ねられ
常盤:「電話帳で調べたの。」
田村:「それで適当に?」
常盤:「いえ、理由はあるわ。
私は長い間さまよっていた。
暗闇の中あてどもなく漂う小さな船のように・・・
ひとりぼっちで怖くて・・・。だから明るい光が見たかった。
光り射す灯台のある“岬”へ。」
トモゾウ:「うまい!」
なんて感じ?
普通そんなうまい言い回ししないってと思いながらも
ま、それが野島伸司脚本といえば、「なるほど」と思えたりもします。
個人的には今後、京助の娘(これがまた感じのイイ娘さん)
のルームメイトの女の子がなんとなく気になります。(かわいいから)
ということで次回が楽しみ。
それじゃ。
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