2週間程前、ゴジラを見ました。
知り合いから安く前売り券を購入できたためである。
が前からちょっと気になっていたので、かなり期待していたのですが・・・。
いやぁ、本当に参りました。
面白くなかったんですよ。
見所がなかったぶん、『梟の城』より面白くなかったかも・・・。
まず、ストーリーがいい加減。
というよりも“ない”。
なんかあらすじも書けないですもの。
なんとなく海から日本に現れたゴジラが暴れ回り
日本海溝からなんとなく発見されたUFOと新宿で大喧嘩。
って感じですかねぇ。
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とにかく今回のゴジラ、日本各地で暴れるだけなんですけど
それだけじゃなんなんでって感じで偶然海の底から引き上げられた
UFOと戦うことになります。
でそのUFOっていうのがゴジラとの戦いの過程で
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最初はこんな感じだったのが
↓
ゴジラエキスを取込んで一瞬
こんな風になり(名前はミレニアンだって)
↓
最後はこうなります。
もう何が何やら・・・。
またこのUFOがすごくて、新宿のビルの屋上に着陸し
地球の情報を得るため新宿中のコンピュータから情報を引き出します。
会社のホストコンピューターからカメラマンが持っているVAIO。
ヨドバシカメラのiMacまで。節操なくハッキングします。
その方法がすごくて、日本政府の危機管理情報局(CCI)のコンピュータが
あるフィルターをかけてUFOを撮影すると。
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こ〜んな風になってます。
これを見て佐野史郎がひとこと。
「触手だ・・・。」
もう、全然意味不明。
絵は面倒だったから描かなかったのですが、佐野史郎演じる
宮坂がまたいい加減な男で、
海底から引き上げたUFO(最初は岩の固まりだった)が太陽の動きに
合わせて動いているらしいことを知ったときのやりとりで
「やはり、太陽の動きにシンクロしている。このままでは・・・。」
「このままではどうなるんですか?」
「・・・・・。」
ってのがあり、けっきょくその答えは言ってはくれませんでした。
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まあ、無理無理見所を探し出すと、それはやっぱり
阿部寛演じる危機管理情報局局長の片桐でしょう。
とにかく濃いです。
ラストではUFOをやっつけたゴジラと対峙し
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と叫ぶものの
とあっさりゴジラにやられちゃいます。
いっやぁ〜、可哀想ですねぇ、阿部ちゃん。
◆ 感想 ◆
せっかくなので感想を。
これは本当に失敗作だと思います。
まあ子供向けに作ったというならばこれでもまあよいかもしれませんが
ハリウッド版に対抗して作ったっていうなら、もう少し何とかならなかった
かなぁって思います。
何せ特撮、SFXの技術は去年のガメラのほうが数段良かったです。
見せ方と言う点でもガメラの方がカメラアングル等よかったと思います。
今TVでやってるウルトラマンなんちゃらのほうが特撮がうまいかも。
またドラマもちゃんとしているぶんおもしろいかも・・・。
タイトルの“ミレニアム”っていうのも、地球の情報をハッキングした
UFOがハッキング終了したときにコンピュータのモニタにいきなり
“MILLENINIUM”という文字を表示させただけですよ。
もう「何それ!」って言っちゃいましたもの。
最後も最後で、UFOやっつけて、阿部ちゃんやっつけて
そのあと素直に帰るのかと思ったら、熱線を吐き新宿一面焼け野原にしやがった。
「な〜にしやがんだー!!」
言っちゃいましたよ。本当に。
だって意味ないんですもの。焼け野原にする。
まあ、この映画も『梟の城』的な映画だったってことですね。
突っ込むとこばっかり。
あ、なんでこの映画がパッとしないかわかった。
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この人(村田雄浩)が主役じゃねぇ。
いや、この人がどうこうってわけではなく、まだ他にいるでしょう?
って感じですよねぇ。
だってこの人って、ごっつい顔の割にはオドオドしてる役ばっかりの
人ですものねぇ。
あっ、似てないから名前と顔が一致しづらいかもしれませんが
高島礼子とお酒のCMやってた人です。(確か)
ということで、お終い。
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