〜その3〜
ビューティフルライフ
日曜日 夜9:00〜9:54 TBS

2000.04.11
最終回の平均視聴率が40%を超えたという化け物ドラマになった
このビューティフルライフ。
ちょっとだけ書きたかったことがあったので、遅くなりましたがUPしました。

とにかく最終回はキムタク熱演スペシャルでした。



もう〜〜〜〜〜〜



なのです。

上のシーンは、死んだ杏子にメイクをしてあげてるところ
なのですが、本当に熱演でした。

後輩のタクミくんの前では、気丈にメイクをしてたのですが



とタクミくんの方が涙をこらえらずに席を立ちます。
ひとりになったキムタクは、冷たくなった杏子の頬に触れ

「お前なんでこんなに冷てえんだよ?
 おい、ねーちゃん。
 お前、シカトすんなよ。
 なんとか言えよ。
 笑えよ。
 きれいにしてやってんだから
 笑えよ。」

と泣ける台詞を決めてくれます。
そりゃ、視聴率も上がるってもんですよ。

で、その他のトモゾウの泣きのツボとしては

1:杏子の病室で、泣いてるさっちゃんを見て

「私はお腹の子供がびっくりするんじゃないかと
 そればかりが気になった。
 ねぇ、あなたのお母さんは泣き虫だけど
 とてもやさしくて、とてもいい人だよ。」

っていう、杏子のナレーション(?)だったり

2:メイクしてもらっている杏子の顔を見たお母さんの

「きれいにしてもらって・・・。」

という涙ながらの台詞だったり

3:火葬が終わった後のお兄ちゃんの



という台詞だったりします。
お兄ちゃんのシーンが一番グッと来ました。(絵は似てないけど)

グッと来ながらも
やっぱり渡部篤郎のスーツ小っちぇ。
とか思っちゃう、本当に不謹慎なトモゾウでした。



泣ける話はここまでにして、ちょっといいなと思ったシーン。



いままで、今一つ感情移入しづらかった、わがまま杏子の
最後のわがままは、とてもかわいいわがままでした。

「あんまり無理すんなよ。体もそうだけど、気持ちも・・・。」

というキムタクの台詞を聞いて、杏子はすぐにこう言いました。
こんな風に言われたりしたら男はみんな

「ばっか、お前何言ってんだよ。」

とかいいつつキスしちゃうんですよ。(たぶん)
本当に男はバカなのです。



で、やっとつっこみです。

初めて杏子の家に泊まることになったシュウジは
お先にどうぞということでお風呂に入るのですが



ザバァ〜って・・・

「もぐるなよっ!!」

です。
彼女の実家の風呂にその家の人より先に入ったら
なるべくお湯を汚さないようにするでしょう、普通。
それも彼は長髪くんなんですから、潜るなんてもってのほかです。
まったく本当に最近の若い子ときたら、ブツブツブツ・・・。

◆ 感想 ◆

ま、お風呂にもぐるのはおいといて、よかったですね。

何がよかったって、常盤貴子は死んじゃったけどラストシーンは
視聴者の思い通りの理想的なモノになったこと。

変に視聴者を裏切ろうとせず、誰もが納得するかたちにしたことは
とてもすばらしいことだと思います。

私が驚いたのは死んだ人の顔をあんなに長く映していたドラマが
あったかなぁ?ってこと。
最後のメイクをするんだから当たり前と言えば当たり前だけど
あんな正面きって画面に映すってはなかったような気がします。
それだけでちょっとどっきりさせられて、それにキムタクの熱演が
プラスされ迫力のあるシーンになったのでしょうね。きっと。

と言った感じのよくできた最終回でした。


な〜〜〜んて、今回本当につっこみたかったのは他にあって
それは、ラストシーンの二人の夢が現実となった美容院でのキムタク。



「なんで、サーファーになってんだぁ〜〜〜〜〜〜!!!
 それじゃ本当にキムタク本人じゃねぇ〜か〜〜〜〜〜ぁ!!!!」

ってことなんですよ。
いや、本当にどうなのよ?これ?
別にいいだけど、ちょっとというか、かなり違和感がありました。

みなさんはどうでした?
ということで。