今回は、映画を紹介。『サトラレ』です。
STORY
“サトラレ”とは自分の心が、喋らずとも周りの人々に“悟られ”てしまう
という、不思議な能力をもつ人のことを言う。
“サトラレ”は1000万人に1人存在し、例外なくIQ180を超える天才である。
“サトラレ”は自分が“サトラレ”であることは知らない。
自分の考えていることが相手にすべて伝わっている事を知れば、精神的に
耐えられなくなる。
彼等の天的能力を最大限に生かすため、政府は国をあげて“サトラレ”たちが
自分を“サトラレ”であることを自覚しないように特能保全委員会を設置し
保護、監視していた。
そんな“サトラレ”の一人里見健一(安藤政信)は新米外科医である。
同期の医師が手術を経験しているのに対し、高い知識・技術を持つと自負する
自分に、手術の機会があたえられないことにいら立ちと疑問を感じていた。
どんなに高い技術を持っていたとしても、彼が“サトラレ”である以上
医者としての守秘義務なにもあったものじゃない。
だからどんなに高い知識・技術を持っていたとしても、難しい病気の患者などは
担当できるはずもないのである。
特能保全委員会は彼の能力を活かすべく、外科医から国家プロジェクトの研究
スタッフへの道に導くため、精神科医の小松洋子(鈴木京香)を派遣する。
ま、だいたいそんな感じで物語がはじまります。
|