救命病棟24時
火曜日　夜9：00〜9：54　フジTV

『救命病棟24時』です。
日本版『ＥＲ』として、江口洋介、松嶋菜々子が主演で製作されたパート１からの続編です。
前回は新米医師の松嶋菜々子がいろいろトンチンカンなことをやってましたけど、今回は
松雪泰子がその役回りのようです。
研究論文が高い評価を受けていたのですが、お偉い教授が開発に参加した薬のことをその論文の中で非難したため、第一外科から救命センターに移されやけ気味の女医師が松雪の役です。

それにしても相変わらずの高飛車な感じ。こういった気に触るできる女をやらせたら日本一です。登場しょっぱなから、同僚の彼氏（当時）に「論文すごいじゃないか。」のようなことを言われて出てきた言葉が

いつもの低い声で、いっきなりコレっすよ。
なんていうか、“ザ・松雪泰子”です。
とにかくこの人は救命救急の仕事ができません。いちいち新藤先生（江口洋介）に指示されたり、怒られたりしてます。そのたび、第一外科ではこんなことやらない。とか言っちゃうようなダメな医師なのです。とはいえ、ちゃんとその後に勉強して同じ失敗はしないようにしてるので、そういったところはかなり偉いです。

それにつけてもこのドラマでは、えぐっちゃんがかっこいいのです。
２話で病院内で自殺を図った患者の奥さんに

と言ったシーンでは
「かぁ〜〜〜っこいい〜〜〜〜。」
と思わずテレビに向かってつぶやいてました。
ほんとかっこいいんですよ。えぐっちゃん。

で、その２話でおかしかったのが、パート１からひきつづき出演してる看護婦とえぐっちゃんの会話なんですど、医局で孤立しそうなえぐっちゃんのことを心配してそのことを話すんですけど

そこまで言わなくても、ってぐらい言っちゃってます。
誰もそこまで言ってないって・・・．

ということで、「それに・・・」の後の言葉をさえぎるように

と静かに言った言葉の裏に
「誰もそこまで言ってないっちゅうのっ。」
という心のツッコミの声が聞こえたのは私だけではないはずです。

面白いです。
個人的には１話完結系の物語は大好きなのです。
さらに言えば、１話で完結しながら裏に大きな物語があるっていうのが大好きです。
そういった意味では、大きな物語はまだ見えませんが、個々の話しは面 白いので
非常に楽しみなドラマになってます。

パート１よりもさらにリアルに見えます。（あくまでも素人から見た感じでの話で、本職の人が見ると全然嘘だよってこともあるかもしれませんが）
迫力も感じます。

ということで、おすすめのドラマなのです。
かっこいい江口洋介。
あるいは、かっこいい渡辺いっけいを見るためでもよいでしょう。無精ひげの渡辺いっけいさんが今回なかなかかっこいいのです。

できれば、パート１に出てきた人がどっかに出てきてくれたりすると、うれしいんですけど。まあ、松嶋菜々子が出るとは思えませんけど・・・。

それにしても進藤先生病気ってどうなってたんでしたっけ？
奇跡的に完治したったことになってたんでしたっけ？
よく覚えてないや。

そういったこともふまえながら、この辺で。