眠れる森
木曜日 夜10:00〜10:54 フジTV

第一幕から第五幕までを勝手にドラマ
文章多いっす。そのつもりで御覧下さい。



故郷の森に大庭実那子(27)(中山美穂)が帰ったことから
止まっていた時間が動き始める。

◆ あらすじ ◆
15年前のクリスマス・イブ、福島県で市会議員一家が惨殺される事件が起きた。 当時12歳の次女だけが奇跡的に無事だった。第一発見者は長女の恋人の大学生 国府吉春(陣内孝則)。しかし数日後警察は国府を犯人として逮捕した。

現在植物園で働く大庭実那子(中山美穂)は15年前に交通事故で家族を失った。 そのときのショックで当時の記憶が曖昧になっている。それでも実那子は 3ヶ月後のクリスマスにエリート商社マン濱崎輝一郎(仲村トオル)との結婚を 控え幸せな生活を送っていた。
故郷の森に行くまでは・・・



見どころはやっぱりキムタクの悪役振り。


1〜3幕あたりまでは謎の悪人を見事に演じてました。 それにしても、このキムタクのむかつくこと、むかつくこと。

<例1 思い出の森で再会したときの会話>
「待ちくたびれた」
「じゃあ、あなたが・・・」
「ごぶさた」
「あの手紙あなたが書いたんですね?」
「興味津々?」
「えっ」
「自分にラブレター書いたガキがどんな男になって現れるか興味津々でやって来たの?」
「(無言)」
「それともあれかな、三ヶ月後に結婚控えた女のちょっとした冒険心ってやつ? かっこいいよねぇ。イブの日に式挙げるなんて」
「どうして知ってるの?」
「知ってるよ、あんたのことだったらなんだって」


うぎゃー、むかつくー。それでも、女の子がこれ見ると
「きゃーキムタク素敵〜!」になるのだろうか?ゆるせん。


こんなのもありました。↓



うぎー、むかつくー!どうなのよ女子のみなさん。
さらにハラが立つのは、こういう男に女子は惹かれちゃうってこと。
どうせ、ミポリンも惹かれちゃうんだぜ。ちきしょー!!


そのミポリンといえば


強い光を浴びると15年前の記憶がフラッシュバックしてくる
しかし思い出し方がちょっとづつで、あとちょっと思い出せば 犯人がわかるのにってとこまでしか思い出さない。
「ずいぶん思わせぶりな記憶だなぁ」とドラマの中でも キムタクにつっこまれている。


15年前の事件の犯人とされているが、証拠的には有罪を裏付ける
までにはいかなかったものの本人が無実を訴えなかったことから
事実上犯行を認めたものとされた。



エリートサラリーマンの仲村トオル。

数年前、コンサート会場での異臭事件に偶然(?)実那子といっしょに 巻き込まれそれをきっかけとしてつきあい始める。

15年前のクリスマスで母親が失踪してから7年経ち法律上の死亡が成立している。

実は殺人犯 ・国府吉春とは大学の同級生であることが判明。なおかつ 友人の恋人の妹・実那子とは15年前に既に出会っていた。

最近では母親の幻覚を見るようになってる。
けっこう不幸な男。




◆ Let's 謎解き ◆

やっぱりポイントは国府の台詞。
「地獄がどんなものだか、教えてやらなきゃな」と 「考えてるんだ、あいつにふさわしい地獄を・・・」ってやつ。
無実を主張しなかったのは真犯人をかばっていると考えるのが普通。
で、かばった相手に「地獄を教えてやらなきゃ」とは考えない。
ということは、真犯人とは別に悪いやつがいるってこと?

仲村トオルが犯人だと仮定する。友人だから陣内さんはかばう。
とすると地獄を教えたい「あいつ」って?わからないだめ。

仲村トオルの母親が犯人とする。実は家族ぐるみでつきあっていた。
代議士家族(中山美穂)と世界的画家(仲村トオル)の家族、こういうつながりはありえる。
長女と仲村トオルを結婚させようと親同士で決めていた。それが陣内との関係が持ち上がり
仲村トオルの母親は約束をやぶった両親と長女を殺害。
あ、よく考えたら失踪してたんだからそんなこと知らないよな。だめ。

うーん。

だいたい記憶を消してまで隠したいことってなんだろう?
キムタクはなんで「残酷なことが待ち受けてんだよ」とかいったのか?
殺人現場を目撃したことを思い出すってのが残酷?
大人になっていたら受け止められるんじゃないかなぁ。

とすると、もうちょっと深読みする。
当時、実那子(子供のころのミポリン)は仲村トオルがすきだった。 (キャッチボールなどしたりしてよく遊んでいた事実あり) しかし仲村トオルは陣内さんの恋人(殺された長女)に密かに好意を寄せていた。 それがおもしろくない実那子は実は二重人格で、もう一人の実那子が両親、姉を殺害する。 (第五幕の最後の少女時代の実那子の怖い笑顔はここにつながる。) それを発見した陣内さんは実那子はかわいそうだからかばう。(ありそう)
で、仲村トオルに地獄を教える?うう、なんで?やっぱだめ。

ま、続き見りゃわかることだけどね。

◆ 第一話から第五話までの感想 ◆

今まで紹介してきたドラマにくらべると、やっぱ豪華ですよね。 キムタク、ミポリン、仲村トオル、陣内孝則などなど。 3話までは謎だらけ、とにかくキムタクが何考えてるかわからない。 でも、4話5話でずいぶんあきらかにされます。
そういや伊藤君(キムタク)第5話では出番少なかったです。 すっかりおとなしくなっちゃって、いい人です。 変わってあやしいのが仲村トオルくんです。
と、一回見ないとけっこう置いていかれてしまいます。 やっぱ気合い入れて見ないといけないのでちょっと疲れます。
まあ、面白いことは面白いですけどね。

とにかく気になるのがキムタクのキャラクター。なんであんなに態度が悪いんでしょう。 冷たい態度の男が時折見せるやさしい笑顔。それに女性はグっとくる。 どんなに冷たい態度をしても可愛い女性が寄ってくる。 そんなのキムタクだから許されるんで、普通の人があんな性格だったら ぜったい嫌われるよね。

ジェラシーいっぱいの女性にやさしいトモゾウでした。


ちゃんとしたあらすじを見たい方はフジテレビのHP
http://www.fujitv.co.jp/jp/index.html


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